あなたが想像している通り。難しい。先に封じ手を使われてしまっている時点で難しい。今の関係性に満足しているという彼女のその言葉は本音。その言葉にあなたも満足出来てこそ、本当の意味であなたは彼女にとって一番仲が良い、一番信頼出来る存在になれる。好きバレという形で中途半端に相手にあなたの気持ちが伝わり、あなたが求めている方向性を先回りして封じられてしまった不完全燃焼感。こんな事なら、思い切って伝えるという一歩を踏み出したかった···その手前でダメだと言われてしまうと、告白するという最後の一手が事実上無くなった事になるから。今あなたから告白されても、彼女は全く喜ばない。むしろ友達を介してあなたに諦めてシールを貼ったつもりなのに、それは剥がして告白されてもがっかりしか無い。今の関係で満足している彼女にとって、あなたとお付き合いすると決める事にはほぼメリットが無い。あれば考えるけれど、無い。強いて言えば初めて彼氏という存在を獲得し、彼氏がいるというストレスのかかる状態を経験出来るという醍醐味。でもそれは、彼女自身がそれを望んでいてこそプラスになるもの。望んでいない彼女には、プラスどころか負担になる。これであなたと付き合うようになったら、今の仲良しも持続しない。交際相手にはどうしても評価を気にしてしまい、上手く自分が出せないから。今の関係は確かに親しいけれど、お互いに縛り合ってはいない。距離感は自由に選べる。自由意志でお互いに親しくしている。逆に言えば自由意志で離れる事も出来る。必要な時に必要な分だけ。それが選べるのが、交際や彼氏彼女という縛りの無い関係性。付き合うと、全て交際中の二人の出来事になる。交際という狭い枠の中でのコミュニケーションになる。片思いのあなたはその狭い密を望み、恋愛至上では無い彼女は通気換気の良い関係を望んだ。少なくとも今の段階では可能性は無い。一旦その事実を受け入れて、ダラダラとした片思いは畳む。いずれ彼女が恋愛をしたいモードになった時に、失う事の怖さを抱えても、それでもトライしたいと思った時に、仲の良い自分はその候補になる可能性があるかもしれない。そんな遠い未来の可能性は信じつつ、今は彼女の満足という言葉にあなたもしっかり合わせていく。心をダイエットさせて、あなたも彼女と同じように満足だという感覚で波長を合わせる。お互いの満足度が近くなると、親しさの「質」も上がってくるから。もう曖昧では無くなった。しっかりと気持ちを整えて、彼女との関係に持て余さずに向き合っていけるあなたを。大切にしてみて☆