権利は無いけれど、自由はある。ただ、どんな事情があれ、現在向き合う対象から外れているあなたが会いに来たら、あなたに対する印象は更に悪くなる。もちろん二人の関係性も。もしかしたら相手はあなたと付き合ったという事実自体を抹消している可能性がある。あなた的には短くても付き合った事には変わりない。これからもエピソードとして、付き合った彼として語っていきたいはず。それに対して彼はあなたとの交際を無かった事にしている可能性が高い。そこに、元カノという汚いバッチをつけたあなたが彼に会いに行ったら、ポジティブな何かは生まれない。あなたと会うコンディションさえ持たない彼とは、まともな会話さえ成立しないかもしれない。最悪あなたがストーカー扱いされる可能性もある。良い時期の彼を知っているなら、目の前の彼から気持ち悪いものを見ているような目線を送られる事は、想像以上にショックが大きい。本当に終わっているんだという現実を突きつけられる事以上に、相手に昔の名残りを感じない事に対するショックは大きい。あなたがサプライズで会いに行こうとする行動も、昔の名残り(短いけど付き合った!)を頼っての行動。以前とは全然違う相手を感じてしまう事は、あなたが思っている以上にショックが大きい。それはあなたも考えた方が良いのかもしれない。急にあなたが現れたらフリーズしてしまい、観念するようにブロックの事情を時間差で教えてくれる可能性もあるけれど、それを知っても何か変わる訳じゃない。今の時点で必要とされていないという事実には変わりはないから。言い難そうに詳細を伝える彼を見ても結局あなたは苦しくなる。あなたが会いにいくという極論を語っているのは、インスタのアカウントに接触したら、そこで直ぐブロックされてしまう可能性を強く感じているから。またブロックされる苦しさ。だったらブロックされる前に、先回りして会いに行ってしまえ。それをやる事で相手に選ぶ余地を与えず、ある意味あなたがブロックされた時と逆のシチュエーションを作る。ブロックされた時のあなたは、文字通り選ぶ余地が無かった。目には目を。歯には歯を。あの問答無用のブロックの苦しさを今度は逆の立場で味わせたい。やろうと思えばできる行動だけれど、やってもあなたにプラスは生まない。好きな人から怖がられる苦しさ。好きな人から不審者扱いされる苦しさ。何より自分の知っている相手が全く見つからない苦しさ。会いに行く事のデメリットはそこにある。相手が望んでいない事をする時点でデメリットの方がはるかに多い事は理解した上で、最終的に自己責任で動くのであれば、それはもうあなたの自由なのかもしれないからね☆