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SONYカメラバッテリー保管方法
SONY製カメラのバッテリー(NP-FW50)について、説明書に記載の保管方法に疑問があるため質問します。 保管方法として、「長期保管の際は1年に1回程度満充電にしてご使用の機器で使い切った後、取り外して涼しい場所で保管してください。」と記載されています。 疑問があるのは「使い切った後」という文言です。字面からは残量が無くなるまでと解釈できますが、リチウムイオン電池は残量ゼロでの保管は良くないと思います。 どういった理由でこのような記載がされているのか、見当がつく方いらっしゃいましたら回答をお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
リチウムイオン電池には、内部にしっかりと電圧や充放電を監視する回路が組み込まれています。 また、規定の電圧以下になると充電不可になることもありますが、「ご使用の機器で使い切った後」というのは、その電圧を下回らない程度に使い切った状態を指しています。 電池には、素材別に取扱いの方法が異なり、満充電にして保管、使い切って保管、半分程度の放電で保管などあります。 一応、メーカーが研究した上で定める方法がベストなのでしょうね。
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- shinotel
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SONYのビデオカメラに装着するバッテリーですから、多分インフォリチウムという、バッテリーの情報をカメラの液晶に表示することが出来るものだと思います。 インフォリチウムバッテリーについてのSONYの発表では、以下の通りとなっています。(質問者様が書かれたとおり) 【バッテリーの保管方法について】 バッテリーを長期間使用しない場合でも、機能を維持するために1年に1回程度満充電にして本機で使い切ってください。本機からバッテリーを取り外して、湿度の低い涼しい場所で保管してください。 本機でバッテリーを使い切るには、→[セットアップ]→[一般設定]→[パワーセーブ]→[切]に設定し、電源が切れるまで撮影スタンバイにします。 ニッケル水素電池の注意書きではないと思いますね。
お礼
取説、HPともに同様の記載があることは確認しています。天下のSONYですから私もメーカーの言うことを信用したい気持ちはあります。ありがとうございました。
- HAL2(@HALTWO)
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それ、LI (Lithium Ion) 充電池が広まる前に一般的であった NiMH (Nickel Metal Hydride) 充電池の保管方法ですね。 SONY も 8mm Video Camcorder の時代は NiMH 充電池を使っていた筈なので、その頃の説明書を変えずに使い回ししてしまった Mistake でしょう。 NiMH (または NiH) 充電池は充放電を繰り返すと Memory 効果と言って急速放電できない電気が残ってしまい、これが積み重なって充放電可能量が減っていってしまう性質があり、これを解消するためにはゆっくりと時間をかけて放電し続ける事によって完全放電させると充放電可能量がかなり回復します。……この Memory 効果解消法は一度満充電してからゆっくりと完全放電させるもので、完全放電させた NiMH 充電池は長期保管が可能です。 この Memory 効果は NiMH (または NiH) 充電池の前にあった NiCd (Nickel Cadmium) 充電池の頃から知られていたものですが、NiCd 充電池よりも遙かに充電容量が大きく 1.5V 乾電池と同様に使える事から広く普及した NiMH 充電池の使い方として一般にも知られるようになりました。 また NiCd、NiH、NiMH 充電池は充電された状態で長期保管すると自己 (自然) 放電して充電容量が減っていくので、長期保管する際には完全放電させます。 一方 NiMH 充電池に取って代わった LI 充電池は御質問者さんも承知している通り、満充電させたり完全放電させると電極を痛めて充電可能容量が減少する一方、充電したまま長期保存しても自己放電しない事から、LI 充電池は製造して User の手に渡るまでの間、50% 充電量で保管されています。 LI 充電池を使用する製品の Maker によって多少に違いはありますが、長く愛用するには充電量が 30%〜80% ぐらいの間で使用することを奨めているものもありますね。 私が愛用している Apple MacBook PC (Personal Computer) も AC 電源を挿しっ放しにしていると充電量 80% ぐらいまで充電池電源で動作した後、充電量が 80% を維持するような充電制御がかかります……AC 電源を外して使った後に AC 電源を挿すと一度は 100% 満充電まで充電しますが、その後は 80% 充電を維持するようになっています。 PC は複雑な Program 制御を得意とする機器ですので LI 充電池の寿命にも気を遣って制御しているのですが、単品の LI 充電池を扱う際には User 側が LI 充電池の性質を理解して運用する事になりますね。 尤も私の場合、Camera の LI 充電池は寿命を考慮せず、Spare 充電池を満充電で携行していますが(^^;)……。 素敵な Camera Life を(^_^)/
お礼
私も回答者様と似た思いです。ありがとうございました。
- hiro_1116
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「ご使用の機器で使い切った後」というのは、残量ゼロを意味しないのでしょうね。残量ゼロまで使い切れる機器は一般的ではないでしょう。
お礼
ありがとうございました。
- bardfish
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真意はメーカーサポートに聞いてみないとわかりません。 ですが、リチウムバッテリーは100%、0%と表示されていたとしても実際には8割、2割(メーカーによりしきい値は異なるはず)となっていることが多いです。 本当の残量0%になったらそれだけでもう使えなくなる・・・と言うのがリチウムバッテリーというのが私の認識です。 満充電の充電率についてですが有名な話があります。ネット上の都市伝説化もしれませんが・・・ 韓国の最大自動車メーカーのHYBRID車(かな?もしかしたらEVかも)のバッテリーでの走行距離を稼ぐ為(最大のセールスポイントにしたい為?)に満充電の設定を90%以上に設定していたそうドスが、発火事故が立て続けに発生したがリコールは頑なに否定。だがユーザーから訴訟を起こされ損害賠償請求に発展した為に渋々不具合を認めたがやった対策は満充電率を80%程度に再設定しただけ。それでも発火事故が起きたもんだからバッテリーの開発/供給元と責任の押し付け合いという醜い争いを続けた・・・ この話のポイントは実際の充電率と表示される充電率は必ずしも一致しないというところです。 ですから、カメラのバッテリーでも残量ゼロまでバッテリーを使っても実際には2~3割くらいは残っているという事です。 そういう充放電制御をしていない安物はとても危険という事ですね。 ご存じかもしれませんが、100%充電率の状態で長期保管するのもまずいのがリチウムバッテリーというモノです。 高価なバッテリーパックには充放電制御回路が入っていると思います。 年1回程度は充電して・・・というのはもしかしたら充放電カウンターをリセットする為なのかもしれませんね。リチウムバッテリーとはいえ自己放電はあるはずで、現物とカウンターにずれが生じると危険だから・・・と言う理由があるのかもしれません。 リチウムバッテリーはニッケル水素バッテリーとは異なる充電制御、残量監視をしています。それが「カウンター」。専用ロジックを持った制御ICを搭載しているはずです。その制御方法が放電した際にカウンターを増減させ設定したしきい値に到達したら充電を停止させたり残量不足を警告したりして容はずです。そういうことをしないと発火したり二度と充電出来なくなったりします。 だから、一般的なリチウムバッテリーでは充電率40~60%の状態で保管するのが一番良いと言われています。ここで言う「良い」というのは劣化が少ないという事です。 あくまでも個人的な想像ですので真に受けないでくださいね。
お礼
興味深い話です ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。