そうですね。
漫画もいきなり注目を浴びた新人でもない限りは出版社の意向、つまり「売れるものにする」ための小細工を避けようがありません。
昔「もやしもん」という漫画が売れ始めて単行本が出た頃、単行本第一巻の巻末に作者が出版社の意向で Story の内容を変えたものの評判が今一つだったので路線を元に戻してやりたいようにやったみたいな事を記していましたね(^^;)。
Animation ともなると Sponsor 様の意向が大変なものとなり「売れるものにする」ために顧客層の好みを全て網羅すべく、原作者の意向とは随分と異なるものになるようです。
Animation Studio GAINAX の創世作品となった「王立宇宙軍:オネアミスの翼」は元々「王立宇宙軍」の名で作られた 4 分程の Pilot Film を玩具 Maker の BANDAI に持ち込んで出資を得た作品ですが、Sponsor の意向が物凄かったであろう事は映像 Scene の彼方此方からも窺い知れるものでした。…… ASCII に 3D CG 動画を作らせたり、著名な映画 Scene を模倣させたり、NASA Film を Trace させたり、更には名前も「オネアミスの翼」にされちゃったし(笑)。
Animation は TV の視聴率と同じで「売れてなんぼ」ですから「売れるための仕込み」は考えられる限りのものを詰め込みます。
その結果、御質問者さんが指摘される「男の子が好みそうな女の子の型を網羅する」という Animation が多くなってしまうわけですね。
勿論、そうではない Animation も少なくないのですが「Major どころ (大多数の視聴者を魅了するツボ)」を押さえない作りの Animation は一部の熱狂的な Mania を得ても Major にはなれず、Minor ながらも語り継がれる作品となるのでしょうね。
原作漫画が新人の女流作家によるものだったりすると、男性視聴者に媚びる作品にはなりにくいので、男性視聴者でも付いて行けるような内容や描写の作品は男性 Fan としては新鮮で面白いですね。
素敵な Animation Life を(^_^)/
お礼
ありがとうございます。