- 締切済み
憲法は公法だから国民は守る必要がないと主張する無職
「日本国憲法は、国家を縛るものであり、国民を縛るものではない。 (ゆえに、) 国民の側は憲法に定められている勤労の義務を果たす必要はない。」 と、とある無職・生活保護受給者YouTuberが主張していました。 (この人は、底辺労働者は社会の畜生だ、とも主張していました。) これは本当に正しいのでしょうか? 法科大学院出身者などリーガルマインドをお持ちの方、教えてください。 たしかに憲法は公法です。 公法には、国家権力を規律して権力濫用を防ぐ役割があります。 しかし、もし本当に国民の側に憲法を守る必要がないのならば、 そもそもなぜ憲法に勤労の義務が定められているのでしょうか?
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
みんなの回答
- SI299792
- ベストアンサー率47% (774/1618)
生活保護受給者がそんなことを言っていると腹が立ちますが、その考えそのものはあっていると思います。 なぜ憲法に労働の義務が書いてあるのか。これは法律を作るのも国の仕事だからです。義務教育は教育を受ける義務ではなく、教育を受けさせる義務だという話を聞いたことかあります。これに習えば、納税は国民に納税させる義務、労働は国民に労働をさせる義務と解釈できます。国はこれに従って法律を作ります。 別の例になりますが「基本的人権の尊重」何をしていいのか判りません。国民に守るのは不可能です。その下に刑法があって初めて守ることができます。 今、非労働を禁止する法律はありません。資本主義である以上失業者は出る。作るのは不可能でしょう。しかし働こうと思えば働ける人間に、何もせずたた生活保護を与えるのは、国の怠慢です。憲法違反といえるのではないでしょうか。
- 2012tth
- ベストアンサー率19% (1893/9468)
59歳男、大阪在住 > 底辺労働者は社会の畜生だ、とも主張して 何処の地域限定なのかは知りませんが? 現在の大阪では、通らない (個人的な) 主張とされ ています。 *基本的に健康体で無い場合は、仕事をしてはいけない と言うのが (賛否有り) 大阪維新政党の基本理念との事で 底辺ないし頂点関係なく、仕事=健康体で有る。です。
お礼
回答ありがとうございました。
- yaasan
- ベストアンサー率22% (2724/12278)
勤労の義務、という言葉が実に曖昧に解釈されることが詭弁に扱われているだけかと思います。 勤労、と聞くと働いてお金を稼ぐこと、と思いますが、突き詰めると例えば社会奉仕、それを広く捉えて家事、育児、未成年に関しては就学することも含めて、全て勤労になると思います。でないと、リタイアした老人はすべからく義務を果たしていないとなります。 日本国において、社会の歯車として活動することが義務。それをしているだろうと推定して権利を与えます、というのが憲法の真髄であると思います。だから、働けるのに働かなくても生活保護が受けられるという制度があるのだと。 法律の下では義務はやっているだろうという性善説で権利が守られて、生活保護で生活が守られますが、世間では社会奉仕という義務が果たせていると認められなければ、まともな人間としての扱いをしてもらうという権利が与えられなくなると思います。要はつまはじきものですね。 その人はご近所からはそういう扱いを受けているでしょう。彼がまともに働いていなくても例えば、近所の道路や側溝の掃除をしているとか、よく見るお年寄りがやっている通学の見守りとかをやっていれば、そのコミュニティ内で認められて、社会の一員として扱われるでしょうが、生活保護で生活して好き勝手だけやってるなら、腫れ者扱いされているでしょう。 ただ、Youtubeで活動しているなら、それも立派な勤労ですから、そこで活躍すればいいんじゃないですか。
お礼
回答ありがとうございました。
※すべての国民は 勤労の権利を有し 義務を負う 国民には、勤労の権利がある ↓ 働きたいってゆってるのに、仕事を奪うな! 国は、あなた仕事をするな・・・というな!! 全ての国民は、勤労の義務もある ↓ 仕事をしてる国民が困ったときには、国が助けなさい それが社会保障だよ! 国民は、社会保障されたかったら働いてください 働かないで国に助けだけを求めるのは、違いますよ! 的な解釈なんですけど 保障したくないので、国民から仕事を奪う そんなのダメよ 勤労の権利行使により、働いてるんだからそれが困ったときは しっかり助けなさい 権利の上に眠るもの、法は保護せず ですが そもそも働いてないんだから、法に保護される権利がない これは、自分には権利があるのだから法律が守ってくれるわ と何もせずにいる人を法律は守らない 権利があるのだから、きちんとアピールしなさい アピールしたならば、法があなたを全力で守るから という感じの意味です。 ごめんさい、長くなっちゃった・・・もうすぐ終わるので すみません。 それでは、最大のなぞの 憲法は国民が国家に守らせる目的の法律のはず? なのに、なぜ国民の義務が書いてあるの? それは、国民に義務を課す目的でなくて 国民の権利を無視するような法律作るな! 国の義務を免除するような政策をするな! なんて解釈でいいと思います。 ここからは、私見中の私見、ガチの方の私見ですけれども ※すべての国民は 勤労の権利を有し 義務を負う に言葉を足してみる 全ての国民は勤労の義務を有し、国は義務を負う 間違った解釈かもしれないけれど、僕はこう考えました。 Tuberの主張ですけれども ※働かなくても税金納めるお金を持ってる なので、働かない 的なのは、憲法や法律ってよりも また違う説のような気がしました。 長くなってしまい、ホントにごめんなさい。
お礼
回答ありがとうございました。
- 5mm2
- ベストアンサー率9% (329/3308)
素人考えですが、税金を徴収するために、どこかには入れておきたかったんじゃないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございました。
- queef
- ベストアンサー率35% (99/280)
強制労働をさせないことなど国民の権利を保証する公法的側面が第一であって、義務については倫理的、精神的規定となっていると解釈せざるを得ないのかと思います。 これによって国民が罰せられることはないですが「罰則がない=守らなくていい」ではないのですけどね。
お礼
回答ありがとうございました。
- ミッタン(@michiyo19750208)
- ベストアンサー率15% (3892/25656)
何のための憲法なんでしょうね?
お礼
回答ありがとうございました。
「国民国家」を略して国家(ネイション‐ステイト (Nation-state) )の訳語。 ネイション (nation) の意味は多様であるし、単純に〈国民=ネイション、国家=ステイト〉と当てはめることもできない。
お礼
回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。