電子レンジは、温めたい物に含まれる水分の「電子を振動」させることで温度を上昇させています。水分が含まれるものも多少は伝導性がありますが、金属の伝導性は、それより高いです。電気が流れるということは、電子が移動することです。つまり、金属の「電子を振動」させてしまうと、水分の場合のそれとは違い、移動し簡単に飛び出てしまいます。電子が飛び出るイコール放電していることと同じとなり、それは安全な温度を越えて、発火してしまいます。
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食べ物でもこのような発火(プラズマ)を発生できてしまう場合があります。Googleなどで、
電子レンジ ぶどう
このキーワード検索をすると、それに関する記事が見つかりやすいです。
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お弁当の中に、細かく切ったタクワンのような漬物が入っていて、まれにこれが発火することがありますが、これもぶどうと同じ仕組みです。たまたま切られたタクワンが、ぶどうのような作用をもたらすような並びや形になっていると発生します。
以上、参考にならなかったらごめんなさい。