• ベストアンサー

光デジタルケーブルの方向性ってある?

http://www.wisetech.co.jp/brand/audiotrak/cables/glassblack2/index.html AMAZONで1mを購入済み。もうすぐ届きますが、AUDIOTRAK Glass Black 2+グラスファイバー製OPTICALデジタルケーブルという商品です。特に方向性は書かれてありませんが、光デジタルケーブルに方向性ってあるんでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.2

Optical Cable の中身は均質の Glass (一般には非結晶硝子の炭化珪素か Acrylic Fiber 系 Plastics、高価なものは屈折率が小さくなるように Boron 等を添加した石英 Cable の芯部が純粋な石英になっている構造) で、どちらから光を通しても同じように通りますので、方向性を心配する必要はありません。 あるとすれば末端処理か、純粋な石英または炭化珪素部分の周囲を覆う添加物入り Glass 部分での反射屈折特性が光が通る向きで異なるという事なのでしょうが、そういう話は聞いた事がないので心配は要らないと思います。 天然の石英は 2 つ以上の単結晶構造が異なる結晶方向で接合した双晶構造を持っていたりするのですが、Optical Cable に用いる人工水晶や非結晶炭化珪素 (Glass) ではそんな事はありません。 非結晶と言っても硬い硝子製のものや高価な人工石英結晶製の Optical Cable は単線だとポッキリ折れてしまうので細い線が寄り集まった構造になっているのですが、単線でも済む Plastics (Acrylic Fiber 系) のものも含めて昔の Optical Cable は Cable 端の Cut 面処理が大変でして、この部分の処理が悪いと途端に信号が乱れてしまったものです。 でも近年は Receiver 側の性能が向上したのか安価な Cable でも問題なくなりましたね。……尤も素人が Cut して繋いでも障害が出るだけだと思いますが……。 一方、Optical 信号を受け取って電気信号に変換する Receiver となる IC (Integrated Circuit) Chip は Maker 型番によって処理回路が異なりますので、その性格の違いによって大きく音色が変わります。 私は昔 PHILIPS DFA1000 (MARANTZ PMA99SE の Black 仕上げ Model) という DAC (Digital Analog Converter) 内蔵 Amplifier を愛用したのですが、Coaxial 入力での音とは全く異なる光入力での音色が気に入らず、高価な Quartz Cable を購入したものの改善が見られなかった上に、その間に CD (Compact Disk) Player を光出力しか付いていない LD (Laser Disc) Player にしてしまった事から光信号を電気信号に変換すると共に Re-Clock して信号を打ち直す AUDIO ALCHEMY 社の DTI (Digital Transmission Interface) という機器まで購入して Coaxial 入力とする事でやっと満足のいく音色を得られた事があります。……気に入らない音色になっていた理由は DFA1000 の Optical Receiver に用いられていた MOTOROLA 社製 IC Chip のせいである事が後に同じ風に感じた Engineer 系の Mania による詳細な Report で知ったのですが、$300 近くした Quartz Cable は何の役にも立たずに無駄遣いになってしまいました……まぁ DTI も $600 ぐらいしたのですが(T_T)。 現在、普段聴き用に愛用している STYLE AUDIO CARAT TOPAZ SIGNATURE という DAC 機も Optical 入力と Coaxial 入力とで音色が異なるのですが、この DAC 機の Optical 入力での音色は決して気に入らない音色ではなく、曲によっては Coaxial 入力出の音色よりも御機嫌な音を呈するので、曲によって使い分けています。 DA (Digital Audio) 信号は最終的に DAC Chip に送り込まれる段階では DA 規格になるのですが、そこに到達するまでの信号は USB (Universal Serial Bus) だの Optical DA だのの全く別のものに変調して伝達されているので「Digital なので音に変化はない」わけではありません。 Digital 変調は Digital 伝送中に伝送 Error が生じないように Error 補正用信号を加えたり USB や Ethernet 特有の制御信号や電源電力を加えるといった事を行っていますので、DAC に DA 信号を送り込むまでに余計な制御 Code や Carrier 信号 (Radio の無線周波数みたいなものです) を外す演算を行わねばならず、演算動作による Timing のずれ (Jitter もその 1 つ) や回路内での Noise による障害で信号に乱れが生じる他、ΔΣ変換をするか否かとか Dithering をどんな風に加えるかといった DAC Chip の処理回路方式の違い、DAC Chip 直後の Analog 信号処理系に於ける回路の違い等でも音色が変わってしまいます。 一般に DAC Chip 後の Analog 回路での違いが最も大きく音色を左右するものなのですが、私の常用 DAC 機は DAC Chip と Analog 回路部が共通であるにも関わらず Optical 入力と Coaxial 入力とで音色が異なりますので Digital 伝送部分での違いも音色に影響を及ぼしている事が判ります(^^;)。 でも最終的に気に入る音色になるのであれば Optical だろうと Coaxial だろうと、はたまた DAC Chip やその後の Ope'Amp' IC Chip が何であろうと構いません(^_^)/。 実際、私が最も気に入っている DAC 機は CD 時代初期の Multi Bit DAC である PHILIPS TDA1541AS1 という DAC IC Chip に Passive LPF (Low Pass Filter) と Transistor による Discreet Analog Amp' 回路が用いられているもので、30 年以上前に目の覚めるような音の体験に心を揺さぶられた時と同じような音色がするものの、既に製造終了となった素子を用いた製品なんてもう作られないでしょうから、ここぞという時だけに使って悦に入ってます(笑)。……まぁ物理計測性能は近年の ESS (Electronic Speech Systems) Technology 社製 ES9018 系 DAC Chip を用いた製品の方が遙かに良いのでしょうが、Initiation とは恐ろしいもので(笑) 私は手持ちの ES9018 DAC 機は弦楽四重奏曲ぐらいにしか用いず、よく聴く Jazz Piano 曲は TDA1541AS1 DAC 機や TIBB (Texas Instruments Burr Brown) 社製 PCM1792 DAC 機を選択してしまいます。 優れた性能を持つ著名な IC Chip や素子類を用いていても気に入らない音色を呈して無駄遣いに終わった経験が数え切れない程あるのですが(~~;)、最終的に気に入る音色になった機器は値段の高低に関わらず愛着が湧きますね! 値段が安くともいろいろ悩んだり、できる限りの手を尽くしたりと、それなりに苦労した後で生まれた愛着ともなると一入です(笑)……Audioってそういうものなのだろうと思います(^^;)。 私独自の個人的な見解ですが、私は間に変換器 (電気回路だけではなく Cable や Cable Terminal 等も含む) を沢山入れると音がどんどん濁って行く気がして、Amplifier (増幅器) は IC Chip 1 発か Simple な真空管 Amp'、Speaker も Speaker Terminal を用いずに Speaker Unit に Cable を直結させる共に Enclosure 内では Voice Coil Lead 線まで Cable が揺さぶられないよう防振した自作のものにしています(^^;)……まぁ Amplifier (増幅器) の前段までは DAC やら Channel Divider やらが繋がっているのですが(笑)、ここぞという時は DAC 出力を御気に入りの TIBB OPA 2134 Ope'Amp' IC Chip 1 基で増幅する Headphone Amp' か低性能ながらも 12AX/U7 系双三極管を用いずに PCL-86 3/5 極管 1 本だけを (L と R で 2 本ですが) 用いて御機嫌な音色を呈する Kit ものの真空管 Amp' に導いて Re-Cable した Headphone で聴いてしまいます。 素敵な Audio Life を(^_^)/

noname#246630
質問者

お礼

素晴らしい知識ですね。ESSやTIの1792のDACチップを搭載したネットワークプレイヤーやヘッドホンアンプ(USB DAC兼用)も過去所持していましたが、今は超コンパクトなシステムに落ち着いています。携帯オーディオプレイヤーの方に多少お金はかけていますが、試聴する音楽がそこまで録音が良いものではないジャンルなので、私はハイレゾ音源そのものの録音状態、CDの録音状態が良ければ音質が上がると思ってます。CDからリッピングすると何故かCDの方が音が良いように思えます。いや、物凄いマニアな人を初めて見ました。本業の方じゃないですか(笑い) オーディオに投資した額は物凄い額でしょうね。 びっくりしました。

その他の回答 (2)

  • okok456
  • ベストアンサー率43% (2746/6352)
回答No.3

聞き比べて解るかは分かりませんが 前回の質問 光デジタルケーブルにより音質の差はあるか? 続きですね。 ケーブルの歪み、不純物での乱反射が少ない方向があるかもしれませんね。

noname#246630
質問者

お礼

ありがとう。

  • okwavey6
  • ベストアンサー率17% (99/553)
回答No.1

恐らく、方向性はより高音質により丈夫にというところだと思います。 方向性は商品のコンセプトなどに影響しますが、ケーブルを挿す向きのことなら、それは方向性ではなく方向ですね。