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カード型データベースを分かりやすく教えてください
データベースには「カード型データベース」というのがありますが、この「カード型データベース」とは何なんでしょうか? 「データを1箇所にまとめる」ということなんでしょうか? 分かりやすい日常的な例えで、小学生でもわかるように教えてください。よろしくお願いいたします。
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- skp026
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カード型でよく引き合いに出されるものに、図書館のカード目録があります。いまは電化されているので、いにしえのものですが、以下のように現存する場合もあります。 https://readyfor.jp/projects/ootanitoshokan7/announcements/86020 このカードには、書籍名や出版社名や保管された書棚の位置が記載されています。一般的に書籍名を五十音順に並べてあり、アの引き出し、イの引き出し、という感じに区分けされます。 利用者は、それらの引き出しを開けて、目的のカードを探し出し、そこに記載の書棚位置から、目的の書棚をゲットします。 ここで問題となりやすいのは、書棚の位置とカード目録の修正です。関連書籍が増えれば、書棚を拡張したり、位置を変えたくなります。しかし、カード目録は書籍名順に並んでいますから、影響するカード全てを探し出し修正するのは大変です。 カード型のデータベースも、同じ問題を抱えていました。そこでリレーショナルデータベースが設計されました。リレーショナルデータベースは、複数のデータが関連付けされているものです。例えば書籍のデータには書籍の種別が入力され、種別データに種別毎の書棚が入力されます。カード目録でやる場合も、書籍カード目録と、種別カード目録に分けて管理すれば不可能ではないですが、利用者には手間が増えてしまいます。 リレーショナルデータベースは、そのデータベース構造だけでなく、表示に関しては関連したデータを表示するためのプログラムも動作しています。機械式の腕時計のように、利用者は表示部分を見ることが一般的ですが、その内部では細かな歯車が沢山動作している、とても複雑な作りになっています。(データの関連付けと、表示に関しては、それくらいに内部は複雑ですと、お伝えしたかっただけです。) ※ カード型データベースは、図書館のカード目録とは違い、電子的なデータです。やろうと思えば、特定の種別のカードを探し出し、記載された書棚の位置を修正させる、こんなことの自動化はできるわけです。しかし時間は蔵書数に応じてかかります。 リレーショナルデータベースなら、種別データの書棚位置の記載を変えるだけなので、一瞬で終わります。 ※ 図書館のカード目録は、質問主さんご要望の「日常的な例え」ではないと理解しています。カードでの物理的な事務処理手法は、電子化が始まった約40年前くらいから滅び始めていて、現在では日常的な範囲では、もう絶滅してしまっているようです。 ※ まあ、あれです。「バーキンなどでお馴染みのエルメスは、高級馬具作りから始まったって聞いたけど、馬具ってなに?」って聞かれたときと同じです。現在は馬の利用は日常的にされていないので、馬具を現在の日常での例えをするのは困難です。結局は、当時の馬が利用された暮らしぶりの説明なども含めることになるようです。(馬具の鞍に限っては、競馬の中継の騎手インタビューあたりで見れたりしますね。ただレース用なので当時の高級馬具とはだいぶ違うようですが、、、) 以上、参考にならなかったらごめんなさい。
- sknbsknb2
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会社の社員情報を管理する場合を考えてみましょう。 一枚の紙カードに、名前、所属、役職等の社員情報を書き込み、これを全社員分用意して名前順に並べておきます。検索するときは名前をキーワードにして検索することになります。 これがカード型データベースで、社員一人が一枚のカードに対応する形式になっているのでわかりやすく、社員が増えたり減ったりしてもカードを増減するだけでいいので管理が簡単です。 昔は図書館の蔵書管理とかにも使われていましたが、キーワード以外で検索するのは難しいという欠点もあります。 構造がわかりやすく、PCなら上記欠点も克服できるので、現代のPCでの情報管理にもしばしば使われます。