お金になるかどうかだったら、お金になることはあると言えます。
もちろん、どんなものでも「お金になる」のではなく、圧倒的多数は屑同然だけど、ごく一部のものが条件を満たしていれば、大化けする可能性があるということです。で、そういう希少性があるモノが普通の家にたまたま多数残っているということは他の骨董品と同様にまずないです。
チラシという以上無料配布の1枚ものの映画宣伝のモノとして話を進めます。
(映画館で販売されている簡易な本状のモノいわゆるパンフレットは、一般論としては以下の説明と同様ですが、そもそもある程度映画に興味ある人がわざわざ金を出して買ったものですので、無料モノと違い全家庭での残存状況が大きく異なり、その点で事情が大きく異なります)
まず、無料モノで希少価値が出るかどうかの1つとして、市場残存数が多いかどうかです。
無料ですから、大多数の人はいつまでもとっておくとは思えません。(何かの機会に捨てちゃう人が大半です)映画ファンなど映画に興味ある人なら大事に保管することがありますが、逆に言うとそういう人たちが大量に売ることもないわけです。(手放す何かのきっかけがあるまで手放さないものがほとんど)
ですので、世の中に残存するものが少ないほど、市場では高価で取引されます。
そういう意味では古いもの(何十年も前のもの)ほど高くなる可能性があります。特に戦前のモノは、戦災などを経て世の中からなくなったものも多いでしょうから、一般的には高価取引が期待できます。
さらに言うと、有名・大ヒットした映画はその分多くの人が手にした可能性があり、高価になるものはあまりありません。(すごく有名な割になぜか市場には少ない場合は高くなることもあります。)今も昔も無名な映画だと、明らかに残存数が少ないのでかなり期待できます。特に上映当時は評価が低かったのに近年急に評価されたり話題になったものはかなり期待できます。(まあ今も昔も誰も欲しがらない映画は‥という可能性もあるので、無名なら絶対‥とも言えませんが)
ただ、具体的にどんな映画がどのくらい価値あるかを知るほどの知識はありません。
一般論は上述の通りですが、メルクリ・ヤフオクなどネット経由の個人売買では、特に思い入れがあるために探し続けている人もいるため、市場では全く見向きもされないものを求めている人がいる可能性はあります。とりあえずは同種のモノの相場を見て出品してはいかがでしょうか