「採算が合わない」からに尽きると思います。みちのくプロレスという地域密着型のプロレス団体があるのですが、やはり興行は厳しくて確か少なくとも一度実質的に倒産したことがあったかと思います。
東北と北海道って、実は想像以上に広いんですよ。例えば東北地方の南北の距離って東京から岡山の距離に匹敵します。西日本なら大阪から長崎までです。だから車で東京から青森県を目指すと、東京から仙台まで来て「ようやく半分」なのです。岩手県の面積は四国地方すべてとほぼ同じです。
その広大な地域に、中国地方より少し多い程度の人たちが住んでいるのです。東北楽天ゴールデンイーグルスが仙台以外の東北地方でも主催試合をしようとしていますが、やっぱり色々と大変みたいです。もちろん地元でプロ野球の公式戦があるとなると地元の人は喜んで集まりますが、やってくる選手たちの受け入れられる施設が不十分だったり移動の大変さだったりね。
また東北人のPR下手という気質も大きく影響していると思います。寒い気候のせいなのか、我慢強い反面自分から出ていくことが苦手な人たちですね。
北海道だともっとスケールがデカくなります。広い広いという東北地方と北海道単独の広さがほぼ同じです。そこに四国地方より少し多い人たちが住んでいます。北海道の室蘭に近い場所の電信柱に「かき小屋」の看板が出ていました。おお、北海道のかきって美味しそうだから行ってみようかと思ったら、その看板に「この先30km」と書いてありました(実話)。距離の感覚が日本ではありません。しかもその30kmの間に信号がひとつかふたつくらいしかなかったりしてね。
そのうえ1年の半分が冬で、マイナス30度とかになります。移動するだけで大変ですよね。
STUは採算が合うのかなと正直思うのですが、あそこは広島を活動範囲に入れていますからね。広島人というのはとにかく「広島のナニカ」を持ちたがる気質があるんですよ。例えばスポーツチームなんて必ず持ちたがります。
広島カープを筆頭に、サンフレッチェ広島、バスケットのBリーグにも広島ドラゴンフライズがあります。はっきりいって、どのチームも貧乏です・笑。そんなに予算が組めないくせに広島のチームを持ちたがるんですよ。たぶん、広島人は自分たちは名古屋より都会だと思っているのではないかなと思いますよ。対抗意識を持っているのは東京や大阪だと思います。
お礼
東北や北海道は人口密度が低いから、採算が合わないんですね。 それと、東北の人の気質、北海道の気候と距離感が輪をかけてしまっているのですね。 STUは今はあまりぱっとしませんが、広島県民の力が加われば、今後大化けする可能性もありますね^^。 回答ありがとうございます