「製造工程でコストダウンになるパンツ業界の陰謀説」は、私は否定的です。理由はシンプルで「既存の前開きパンツも普通に売っている」からです。みんなが前開きパンツを買って前閉じパンツを買わないなら、前閉じパンツは売れないから市場から消滅するはずです。政府から前開きパンツ禁止令は出されていません。
だから理由としては「前閉じパンツのニーズがあるから」であると思います。前閉じパンツが売れるから、商品が存在する。資本主義経済の基本です。
ではなぜ前閉じパンツを使うのか。
私が主張するのは「座りションの普及説」です。聞くところによると、今の10代、20代の男の子の多くが自宅などでは座りションをしているとか。世のお母さんたちが「男も座ってションをしなさい」と教育した賜物みたいです。
洋式便器における立ションの最大の問題が「射撃が正確になるとは限らない問題」です。こぼすとトイレが汚れます。こぼしたのに自分で拭かないで立ち去る男の子も多い。なのでトイレ掃除の責任者であるお母さんたちは「座ってやれ」とボーイズに教育したのです。
たぶんそのせいだと思うのですが、今は駅のトイレのようなところで立ちションをするときもベルトを外してズボンを下ろす男の子をよく見かけますよね。ジッパーだけを下ろして、筒先だけ外に出して射撃をするというやり方ではありません。
しかしそうだとしても前開きパンツでいいじゃないか、なぜわざわざ前閉じパンツにするんだ、というご意見もございましょうが、私も前開きパンツ世代なので前閉じパンツは苦手なのですが、前の部分で生地がごちゃごちゃしていない分、前閉じパンツは蒸れなくて履き心地がよろしいようです。
お礼
URL拝見しました。なるほど、納得しました。 これから注意して買うようにします。