こんにちは。
HDDの最適温度は30~40℃らしいですが、45℃ならとりあえずセーフと思います。
最近では、50℃と20℃では20℃の方が故障率が高いと噂されています。
冷やせばいいってもんじゃないらしいです。
我が家の室温27度で、チェックしたHDD・SDDのS.M.A.R.T.温度は、30分使用後で
2.5HDD(USBケース) 35℃(安定)
2.5SSD(USBケース) 37℃(上昇傾向)
2.5SSD(ノートPC内蔵) 33℃(安定)
3.5HDD(NAS内蔵) 40℃(フルタイム稼働で安定)
でした。
USBケースは同じ仕様で9.5mm厚HDD用片面アルミ板、NASは自然空冷仕様です。
容量は2.5HDDは500GB(1プラッター)、SSDは256GB、3.5HDDは2TB(2プラッター)です。
HDDは容量というよりプラッターの枚数(≒稼働部重量)で消費電力が階段状に増えます。
SSDは7mm厚でスペーサーが付属していませんでしたので、ケース内でアルミ板に密着していません。この時点で上昇傾向なので放熱との平衡温度は40℃を超えるものと予想します。
ノートPC内蔵SSDは同メーカー製同仕様品で、CPU空冷ファンの風は直接当たらない構造ですが、ケースに密着してます。
アルミは熱の良導体ですが、同時に反射材でもあります。
僅かな隙間でも熱が伝導しにくくなり、逆に遠赤外線の輻射熱で温められてしまうということですね。
最近のSSDはもっと薄型もあります。スペーサーが付属している場合もありますので有効に活用してケースに密着させ、熱を逃がしてください。
「熱伝導シート」がケースとHDDの密着度を高めるパーツとして売られていますので、ケースとHDDの間に挿入するのも良いと思います。
現状のケースが9.5mm厚HDD用の汎用品で、内蔵したHDDが7mm厚でスペーサー無し、ソケットだけで支えられているなんて事はないでしょうか?
お礼
詳しい実測データをお示しいただき感謝。 2.5SSD(USBケース) 37℃(上昇傾向)、2.5SSD(ノートPC内蔵) 33℃(安定)と言うのがとても参考になりました。上昇傾向とは言え、外付けケースで37度でサチュレートしているところを見ると、上がったとしてもせいぜい40~45度程度なのでしょう。アルミケースにスペーサーで密着出来ればノートPCの33度に近い値になりそうです。3.5インチHDDに較べて温度上昇はかなり低いことが分かりました。 現状は3.5インチHDDをOwltechのアルミケース(黒角)に収納して使っていますが、HDDとケースが密着しておらず、隙間があります。それで冷却性が悪いのでしょう。2.5インチの黒角にスペーサをかませてSSDを入れたら、ノートPCの33度程度になりそうですね。 ちなみに経験ではHDDは古くて使用年数が多いほど発熱が大きくなります。ベアリングの劣化が原因でしょうが、SSDならそういうこともありませんね。