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フリークライミングの帰りって
映画のMI2やテレビの番組を見ていて思ったのですが、 フリークライミングの行き(登り)の映像はよく目にするのですが、 あれって帰り(下り?)はどうしているのでしょうか。 登るのに2日かかるとかいうポイントは、登りの逆のように地道に 降りているのでしょうか。それともヘリかなんかで一気に降りる のでしょうか。TVなどでも降りるシーンってあまり見たことが ないので、ふと疑問に思いました。 フリークライミングをしている方、教えてください。
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apneaさん、はじめまして、若かりしころに岩登りをやっていた者です。 > フリークライミングの行き(登り)の映像はよく目にするのですが、 > あれって帰り(下り?)はどうしているのでしょうか。 3パターンぐらいありますね。 一般的な場合は、#1の方がおっしゃったように壁を登り切ったところから登山路にでて下山することです。谷川岳や穂高の滝谷の岩場ですとだいたいこのケースが多いです。 ふたつめは、登り切ったところに登山道がない場合です。ピーク状になっていた場合など、登山路が通っていませんものね。この場合はザイルを使用して懸垂下降をして下ります。ザイルに体を預けるので一見難しそうですが、なれれば大したことはありません。穂高滝谷の一部の岩場、剣岳のジャンダルムなどで行います。 三番目は、岩を下りていく方法です。この場合は、通常来たコースを下りるのではなく、やさしいコースをとって下ります。穂高のジャンダルムなどは通常きた道をおりますね。(まあ難度は高くはありませんが) 便宜的に3つにわけましたが、境界はあいまいです。1では登山路と書いていますが、例えば前穂北尾根三峰や剣岳八峰6峰フェース群などは一応縦走路にでますが、事実上の岩登りが続きます。また、谷川岳では縦走路に出る前に草付きとよばれるような不安定なところを登ります。それに懸垂下降をして、また簡単な岩登りで下る場合もあります。 ヘリコプターを利用するなどは、遭難した時ぐらいですね。
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- probelayer
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ショートルートであれば、そのまま登りに使ったロープにぶら下がって確保者におろしてもらいます。ロワーダウンと言います。この場合、ロープの長さ(普通50m)の半分以下の高さでないと降りられません。 いわゆるフリークライミングでは、ほとんどこの方法です。 ロングルートやマルチピッチで1本ロープの折り返しでは降りられない場合は、下降器を使って懸垂下降するか、歩いて降りられるルートから降ります。
お礼
回答ありがとうございます。 ロープでそのまま降りてくるのをロワーダウンというのですか、 初めて聞きました、勉強になります。
- kamoshika333
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実は岩登りというのは、極地の岩塔などの一部の例外を除き、登攀ルートがないから岩を登るのではなく、わざわざ岩の出ているところを、難易度の高いところを一生懸命探すようなものです。 ですから、たいていの場合、なんらかの下降手段(登山道など)はあるものです。 ただし、登山道に出るのは結構面倒臭いことが多く、時間もかかるので、登って来たルートを、レスキュー隊のようにロープにぶら下って降りる方が楽だったりします。 入山者の多い岩場では、下降用のルートが整備されていて、20m間隔ぐらいでボルト(ロープを固定する金具)が岩場に打ってあります。それに自分のロープを通して二重にして降りて、20m降りてはロープを回収し、また20m降りては回収し・・・っていう感じで降りていきます。 最近は、自然の岩場にボルトを乱打することを好ましく思わない風潮があり、そういうハイセンスな岩場では、上に抜けて登山道を歩くしかないですね。 海外の有名な岩場などに行くと、登攀器具と一緒にパラセールを担ぎ上げて、最後にピークからダイビング!なんていう連中もたくさん居ます。 あれは実に楽しそうです。
お礼
回答ありがとうございます。 頂上からパラセールは面白そうです。
- yan2014
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フリークライミングはしていませんが。 一般的には岩場を登り切れば尾根や山頂に出ます、そこには歩いて登るルートが付いていることがほとんどで、クライミング終了後は歩いて降ります。 >登るのに2日かかるとかいうポイントは、登りの逆のように地道に降りているのでしょうか。 これはあり得ません。 クライミングで降りるのはザイル等使用しないと不可能です。 目でホールド&スタンス(手がかり・足掛かり)を探しながら登ります、降りるのにこれをやれといっても出来ませんね。 ヘリ使用は、外国の事情は分かりませんが、日本の場合そのような用途に飛行許可が降りるか疑問ですし、費用もかかります。 アメリカあたりのお金持ちの道楽でのクライミングならといった感じでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、歩いて下るルートもあるんですね。
お礼
回答ありがとうございます。 歩いて下るルートがない場合は、ザイルで降りるんですね。なるほど