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アサルトライフル
5.45mm×45弾や5.56mmnato弾と比較して7.62×39弾が対人威力が非常に大きいとどこかの記事で読みました。 しかし、人体などのソフトターゲットは弾が横断する小口径の弾がストッピングパワーが高いのではと思いました。 7.62mm×39弾は逆に貫通力が高すぎてストッピングパワーにかけると別の記事にかいてました。 結局、ストッピングパワーが高いのはどちらの弾になりますか?
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音速以上の速度で弾が貫通するのであれば、弾頭が重い方がストッピングパワーが強くなります。たいていのライフル弾は音速よりかなり速い速度で飛んでくので、ライフル弾に関して言えば、弾頭重量が重ければ重いほどストッピングパワーが強くなると思ってもらっていいです。(※7.62mmの方が弾頭は重いです。) 5.45mm×45弾や5.56mmnato弾は着弾すると人体の中でエクスパンジョンします(弾頭が粉々に砕けるってことです)。※銃身が短い軍用ライフルなんかだと、弾の速度が遅くなるので、エクスパンジョンしないこともあります。なので、最初に書いた「音速以上の速度で弾が貫通するのであれば」という条件には当てはまらないので、一概に弾頭重量だけではストッピングパワーの比較はできません。 で、じゃあ結論は何なのかというと、「7.62mmの方がストッピングパワーが強い」というのが結論です。その理由は、軍関係者(特に特殊部隊関係者)はみんな7.62mmの方がストッピングパワーが強いって言っているからです。
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- Sasakik
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>弾が横断する小口径の弾 の意味が分からないんだが・・・ま、それは置いといて・・・ 貫通力、ストッピングパワーなどは、弾頭形状や重量、初速などの条件に左右されるので単純に語れないという前提があるけど、エネルギー保存の法則は弾頭とターゲットとの関係にも通じるモノで ストッピングパワーは弾頭の持つ運動エネルギーの放出量に比例する ターゲットに留まる=ターゲットに運動エネルギーを移動させる 貫通し飛翔が継続できる=運動エネルギーを残した状態でターゲットを通過 ということになる。 貫通力は、高速小口径弾頭が有利。 ストッピングパワーで考えると、弾頭重量が軽いと着弾の衝撃で潰れやすくなるので有利と言えるかもしれないが、大口径弾頭には元の重量が大きく着弾点の面積が大きいという有利なポイントがある。 あと、銃弾は旋条(ライフリング)で旋回しながら飛翔することが知られているけど、意外と知られていないのが ある程度の距離を飛ばないと、弾道が安定しない ということ。 独楽が紐から放れて少しの間フラつくように、弾頭もある程度飛ばないと弾道が安定しない。 5.56mmNATO弾のような高速小口径(軽量)弾頭であれば、銃口から40mも飛べば一直線の弾道=FMJ弾頭が柔らかいターゲットに着弾すると弾頭口径サイズ(+アルファ)で貫通するコトになる。 一方で、(アサルトライフルとしては)低速大口径(重量級)弾頭の7.62x39弾は100m以上飛ばないと弾道が安定しない=微妙にブレながら(味噌すり運動)飛ぶため、100m以内で着弾すると、ブレの分、広い範囲をえぐるようにして重大なダメージを与えるコトになる(ベトナム戦争などの米軍の報告にあるほか、日本の専門誌にも特殊ゼラチンを使った比較テスト記事があった)。 飛翔距離が長いと、その分のロスがあるので、エネルギー消費量の少ない小口径弾頭の方が有利と言える。 繰り返すけど、弾頭の形状、ターゲットとの距離、状態などの条件にも左右される話しなので、 単純に語れない が”模範的回答”か と。
- nagata2017
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貫通力が高いと 破壊する範囲も広い。 単純にそういうことではないでしょうか。 直径が大きく貫通力が高ければ 太い血管も破壊できる可能性も高くなります。 するとすぐに行動不能に陥ります。
- 畑 茂夫(@Flareon)
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銃器テクニカルはわかりませんから、直接の回答ではありません。 口径の大きい銃弾は銃器そのものも大型化したり弾倉も大型化するので、攻撃力や破壊力はともかく、効果的な戦闘向けではないと聞いています。 例えば日本の地形で、自衛隊の実際の野戦を想定すると、山岳地帯を歩かねばなりませんから、装備の軽量化自体が戦闘に対して有利に働くとかです。