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柏原芳恵さんの「春なのに」に関する見解
- 柏原芳恵さんの「春なのに」に関して、皆さんの見解を伺いたく質問してみます。
- 柏原芳恵さんの「春なのに」に関して、主人公が卒業後に男子と別れる理由についての見解を教えてください。
- 柏原芳恵さんの「春なのに」に関して、卒業が理由だけではないかという疑問を持っています。他にも理由があるのではないかと思われます。皆さんの意見を教えてください。
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はじめまして♪ 懐かしい曲ですねぇ、「柏原よしえ」と標記した時代の14枚目のシグル曲で、初の「中島みゆき」作品採用でした。 簡単に言えば、失恋ソング。 「卒業だけが理由でしょうか? 」と言いたいけれど、それだけじゃない事を悟っている心情も含まれた歌詞なのだろう。というのが一般解のようです。 この曲は作詞作曲した中島みゆきも後にレコーディングしています、近い時代にユーミンが「卒業写真」という楽曲を造りましたが、後からの想いじゃなく、卒業の時代にどのような情景が描けるのか、という感覚もあったのかも、という見解も一部には在りますが、あまり主流の意見では無いようです。 (ユーミンと中島みゆきは、仲良しさんですが、お互いに違う部分で刺激し合う、良いライバルでしょうね。) 「卒業」という人生の節目をキッカケに、それぞれが違う生活になり、疎遠になる、という事で「失恋ソング」という解釈が、ひろく理解された結論のようです。 *作詞/作曲の時点や、歌唱(レコーディング)の時点で、そこまで深く解釈したかどうかは、それぞれ当事者ご本人の、しかも当時の心の中ダケの事なので、私達が決めつける事も出来ませんし、当事者も今と成っては「どうだったんだろう」という場合もあるので、やんわりと納得出来る範囲で妥協しておく方が良いのかもしれません。
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- nagata2017
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昔の歌ですからね。 その時代は 卒業するとみんな集団就職とかいって 遠くの都会に運ばれていくのです。 給料は安く 休日も少ない。 「白い喫茶店 今まで通りに会えますね」というのは心の底の希望的なことに過ぎないのです。
お礼
ありがとうございます。 集団就職! この曲が発表されたのは僕が生まれた1983年ですが、その時代にも集団就職ってあったんですか?! てっきり、戦後の混乱期や高度経済成長期の話かと… もしくは、歌の舞台がその時代なのかもしれませんね。 だとしたら…「あゝ上野駅」的な心境の先輩とまだまだ青春真っ只中の女子高生との気持ちの温度差… かなり切ない世界観になりますね( i _ i )
- caf-caf
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卒業する先輩と少女は、一緒に帰宅をしたり、白い喫茶店でお茶したりするような仲だったのでしょうね。 少女は先輩に恋心を抱いており、先輩も少女と過ごす時間を楽しんでいた、少なくとも少女にはそう感じられたのでしょう。 少女は、卒業しても白い喫茶店で今までどおり会えますねと先輩に伝えようと思い、もしかしたらついでに好きという気持ちや交際を申し込むような気持ちを伝えようと思い「卒業式後に話があるので、会って下さい!」と先輩を呼び出しました。 少女「センパーイ!こっちこっち(笑顔)」(少女が手を振ると、先輩が友達の輪を離れて少女のところにくる) 少女「先輩、卒業おめでとうございます♪」 先輩「うん…ありがとう。。。卒業したら、会えなくなるね。。。」(右手を出して握手を求めるしぐさをする先輩) 少女「えっ…」(握手をする) 先輩「さみしくなるよ。」(先輩の友達が先輩を呼ぶ) 少女「……」(涙) 先輩「話があるって言ってたよね。君の話はなんだったの?」 少女「……ボタンをください。。。。」(喫茶店で会えますねって、伝えたかったのに…) 先輩は、就職か進学のために遠方に引越してしまうことが決まっていた、または、進学で少女と会う時間が取れなくなることが決まっていたけれども、少女には話していなかった。 先輩は少女の気持ちを知っていて、遠方に引っ越して会えなくなることか、または進学で会う時間がとれなくなることが心苦しく少女に言えなかったのではないかと想像します。 近年なら遠方でも格安の移動手段があるので会えるでしょうし、SNSなどでも簡単にやり取りできるでしょうが、この時代では無理だったのでしょう。 少女は「今までどおり~会えますね」と、相手から「君の話はなんだったの?」と聞かれるまでは言う気だったとありますから、今後は会える状況ではなかったことが伺えますね。 昔、知人が大学の医学部進学の際、親戚(開業医)の家に間借りをすることになりました。 「もう、高校時代と違って遊んではいられない」「好きな後輩がいるのだけれど、まだ告白もしていない。医学生になったら忙しくなるので後輩には会うこともできないし、もしかしたら親戚の長女(一人っ子)と結婚して養子に入り、親戚の開業医を継ぐことになるかもしれない」などと、「春なのに」も、まさにこのような展開なのではと想像しています。
お礼
ありがとうございます。 その様な解釈も出来ますねぇ…。 卒業する先輩が医学部だったり法学部だったり、はたまた残業が多そうな企業に就職が内定してたり…とにかく青春を謳歌するいとまもない様な進路に進んでしまったら… そりゃ、いくら彼女に好意を抱いていても、だからこそきっぱり別れを告げる、期待を抱かせない様にすると言う彼側の気持ちも理解できます。 主人公が彼より一つ下の学年だと仮定したら、彼女にとって恋愛は受験勉強の妨げになると言う気遣いもあったのかも?どんだけ偏差値の高い大学に進む設定なのか知りませんが 笑 「卒業だけが理由」と言えばそうなのかもしれませんが、卒業することにより色々すれ違いが想定される… まだまだ浮かれ気分の二年生と、多忙と不安が伴う三年生との価値観のギャップというか… 卒業が理由とは言え、飽きた女に卒業を口実に別れを告げたなどと言う酷い男ではなさそうですね(中島みゆきの作品となると、そういう人間の黒い部分も想像してしまうので…苦笑)。
- oteramairisuki
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二番にボタンをもらうという描写があります。 ということは、彼が卒業して彼女が今度2年なり3年なりの在校生(後輩)ってことだと思います。この歌はもちろん昭和の時代の歌ですし、作詞者中島みゆきは私よりも5歳以上年長なのでほとんど私と同じ感覚だと思いますが、制服の第二ボタンをもらうというのは先輩後輩の関係であると察します。 もちろん同じ卒業生同士の立場でボタンをもらうっていうのが普通だったという人もあるでしょうね。 また二番の喫茶店のくだりも卒業しても白い喫茶店でまた会えると言いたかったのは女の子のようですし、聞かれるまでは言う気だったけど聞かれなかったから卒業後も白い喫茶店で会えますねとは言えなかったわけですね。 なので卒業していく先輩と在校生の女の子の温度差というか、男の立場で言えば「卒業だけが理由」ですね。中学生と小学生の例は別にして、高校生と中学生、大学生と高校生の交際はなかなか難しい話ですし。
お礼
ありがとうございます。 なるほど。少女と彼は同級生ではなかったと… ボタンをあげる風習は僕の時代にもありましたが(ちなみに、この曲が発表された昭和58年生まれです)、普通に同級生の女子にもあげてました。 これは中学生の卒業式のエピソードですが、「高校の説明会にその制服着ていかなきゃいけないのに、どうするつもりよ!!」と親に怒られました (結局どうしたのかは記憶にありません)笑 話が逸れましたが、僕の場合はボタンをもらう=先輩後輩の関係という印象がそれ程強くなかったもので、普通に同級生同士、つまり共に卒業し、それぞれ進学なり就職なりする中でのストーリーだと決めつけていました。 確かに、学年が下の女子に「卒業だけが理由」で、今まで通り会えなくなるね、と告げる10代の男子の気持ちは分かる気がします。 大学生や就職した男がJKと喫茶店で…ってのは、あの年頃だとちょっと気が引けるかもしれませんね。 そんな歳上の男子の心情はつゆ知らず…と言う主人公の立場も分かります。
お礼
ありがとうございます。 「やんわりと納得出来る範囲で妥協しておく方が良いのかもしれません。」 コレが歌謡曲の面白さですよね。特に中島みゆきやユーミンの書く詞は、聴き手に解釈を求めるものが多い気がします。 もっと言えば、卒業だけが理由かどうかなんてこの曲の主人公にすら分からず、答えはセリフと右手しか出てこない名前も性格もその後の進路も何も設定されてない男子のみぞ知る…ですからね…。 ただ、皆さんそれぞれの解釈の仕方があって面白いなと思いました。 柏原芳恵をフるなんてどんな男か顔が見てみたいモンですが 笑
補足
ユーミンの「卒業写真」に関しては、言われてみると確かに…と言った感じですね。 実際、それなりに大人になると悲しいことがある度に卒アルの表紙を開くことなんてそんなにないですよね 笑 でも、卒業間近にアルバムをもらった時は「辛い時はコレを見よう!」みたいなテンションになって、恋する「あなた」の写真を見ながら「時々遠くで叱ってね」と言っているのかな? 町でみかけたとき、面影がそのままだった…と言うのも、後日談ではなく願望を綴っている様に思えます。 色んな視点から深読みすると楽しいですね^ ^