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多能工についての皆様の見解を御聞かせ下さい
- 私、機械加工Grの作業員として現在、鋸盤等で材料をカットし操作フライス・立型MC・旋盤・平面研磨機等で社内で使用する少量多品種製品の新規作製・製品修正の追加工等行っております。
- 『機械だし同じでしょ?多能工にしてみない?』と上司の方から話が有りました。しかし、現在も一人で一連の作業を行っているので多能工と言えるのではないか?と思いますし、そこに新たにジャンルの違う加工を覚える事に厳しさを感じています。
- 多能工教育を受ける際の効率的な方法やヒント等もお聞きしたいです。
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私は、ほぼ同じ内容を体験しました。 『機械だし同じでしょ?』という発言が『上司は加工等は行った経験は有りません』と併せると、浅はかにも思えるのが少し気になります。 『セラミック製造』は研究課題があるなら専門技術者の仕事。製造は、原料→焼成まで殆ど定常作業で、仕事としては工程管理と設備保全です。 『セラミック加工』は金属加工の知識も大いに役立ちます。これに限って取り組まれたらどうでしょう。
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はじめまして、こんばんわ。 質問を拝見し、他の回答者様方のご意見を私も享受させて頂いておりました。もっと、他の回答者様のご回答は無いものかと興味深く閲覧させて頂いておりましたが、なかなか続かないので書き込ませて頂きます。 私は多能工の必要性を痛烈に感じております。現在、職場にてNC旋盤を5台、一人で稼動させ、多品種小ロットの試作品から、大量生産品まで様々な製品を製作しておりますが、現在に至るまでにボール盤にて被切削材ごとのドリルの先端角、切れ角の使い分けの必要性とそれに合わせたドリルの研ぎを学び、治具フライス盤にてハンド、ポイント、ロール、スパイラルなどのタップの違いと使い分け、エンドミルの研ぎと多刃、ラフィンの使い分け、フェースミルの刃数に合わせたテーブル送り量の関係、アップカット、ダウンカットの違いを学び、汎用旋盤にてバイトの研ぎとスローアウェイチップの刃先Rごとの切り込み、送り、面素度の違いを学んできました。現在、複合加工NC旋盤にて全てが役に立っています。 誠に失礼な意見で申し分けございませんが、VM40?さんの様に私も材料の切り出しから、汎用機、またはNC旋盤での加工、平面研磨機、または、エンドレスベルトでの仕上げ工程まで、多品種小ロットという製品の性質上、一貫して加工を行なっております。いわゆる試作屋と言われている加工業者はどこも似た様な環境であり、それが普通だと思います。 私が多能工の必要性を痛烈に感じている部分は、VM40?さんも言われておられる安定した製品精度とコスト面についてです。私が使っている複合加工NC旋盤は万能ですが、ミーリング機能は本家のマシニングには到底勝てません。仕上げ面、寸法精度は円筒研磨機には勝てません。素材削り出しで加工するよりプレス機にて鍛造型や成形型で製品を作った方が、材料費、加工費を圧倒的に抑えられます。限られた知識と経験だけでは、国内の同業者はおろか、圧倒的に安い海外の人件費の前に簡単に負けてしまいます。工場の海外流出に伴い工作機械メーカーもこぞって優れた工作機械を輸出しています。ちっぽけな製品ひとつでもいかに安く、早く作れるか?図面ひとつ突き付けられる度に、自分の力を試されている様で、正直怖いです。また、思うように結果を出せない時、自分の無力さに悔しさが込み上げてきます。 技術、知識の磨き上げに終わりは無いと思います。世の中の全ての技術者の方達、また、職人の方達は日々努力を続けられておられるからです。 立ち止まった人間、または立ち止まった会社は負ける。私はそう考えています。失礼な意見、誠に申し訳ございません。率直な意見、言わせて頂きました。
お礼
お礼が遅くなり大変申し訳なく思っております。 『失礼な意見』と仰られておりますがとんでもない! こちらの方が耳が痛いと申しますか、皆様の余りのモチベーションの高さに感服しつくしても足りない位です。 確かに今現在の作業でより良くする事に対して全く苦を感じませんし、きっと意識の改善が出来れば何ら問題の無い事なのだと感じました。 この質問に対する皆様の回答を自分の励みとしていつまでも保存して 時々拝見する事で日々チャレンジ精神を忘れずに自分を磨いていきたいと思います。
私は、加工を行った経験がない上司です。 「それぞれ仕事の分担があって、営業・生産管理があって始めて製造がいきてくる、逆に製造があってこそ営業ができる」ということは、日頃からきちんと皆さんにお話するようにしています。 さて、うちの場合、多能工化の声をかけるのは、出来そうな人間だけです。今の仕事もろくに出来ないのに、すべて中途ハンパにはさせたくないのは一緒です。 今の仕事をもっと極めたいとのことで、そのお気持ちもわかります。 ただし、お気づきの通り、終わりがない思います。「もう自分はこれは極めたから、これ以上の進歩の必要はない」と、もし仮に思えるときが来たら、技術者・職人でなくなった瞬間です。 他の工程、機械を扱うことで、現状の仕事を違った側面から見直すチャンスかもしれません。
お礼
お礼が遅れてしまい大変申し訳有りませんでした。 結局上司からの話は向こうからアクションが消えてしまいました。 皆様からのアドバイスや御意見により、大変そうだけど自分の出来るスピードででも頑張っていこうと考えて居たのですがね・・・(^^;) 色々と業務に追われているので、忙しい中での一提案といった所だったのでしょう、社内でも同様の話を聞いたりしましたので。 ですが今回の質問で皆様の様々な想いが聞けた事により、1つの励みというか成長する機会を与えていただけたのではと考えております。
上司の加工経験は関係ないですね 加工には限界はありそうで有りません 限界を作るのは自分、職場なんですね 同じ事をしていれば同業他社はおろか海外との競争に勝てません でも急に事を起こすと拒絶反応が起き トラブルの元になりますので ボチボチ雰囲気づくりから始めてください 効率的な方法はあるのかも知れませんが 職場によって歴史、慣例があります ので無茶は禁物です 例として 50名の単能工職場で多能工化するのに十年かかりました 今では複数種類の機械を扱えるのは当然で一つしか使えないのは はずかしい雰囲気となっております
お礼
お礼が遅くなり申し訳有りませんでした。 皆様のアドバイスには耳が痛く感じると共に大変勉強になり、又非常に励みとなりました。 『雰囲気作り』の部分は大変共感・実感し、自分が事を起こす際には是非参考とさせていただき、私個人としても意識の改革の必要性を痛感しました。 これからも、一歩づつでも確実に終わりの無い進歩を行っていければと思います。 誠に有難う御座いました。
私ならやるって言うと思います。 新たにジャンルの違う加工を覚える事に厳しさを感じていますと仰ってますが、自分で自分の限界を決めるのは、やってみてからで良いと思います。 まして会社が教育を受けさせてくれるなら何の問題もないでしょう。 新しい取り組みへの不安より、それによる楽しみや期待などを考えましょう。 それと上司は加工等は行った経験は有りませんって関係ないのでは・・・ 自分では加工は出来ないが、部下に職人を抱えてる人は一杯居ます。 そういう人は自分は加工出来ないと言う負い目からか、キチンとした考えを持ち、はっきりした理由から話をしている事が多いです。 私から言わせて貰えば、新らしいジャンルの加工を覚えるチャンスがあると言う事は、羨ましいかぎりです。
お礼
そうですね、行う前から自分で限界を決めていては何も出来ませんし始まりませんよね。 自分の考えが甘かったし、贅沢な悩みなのかと思います。 今現在の機械加工についてもっともっと突き詰めたい(より納期・コスト・加工方法の改善等や設備も導入したいですし・・・)という思いが有る為、それを置いて中途半端で行くのは嫌だとの気持ちが強すぎたのかもしれません。 どうしても最初にマイナスな考えを持ってしまうのと、急な話にエキサイトしてしまう癖を直して行きたいと思います。 貴重な御意見有難う御座います。
お礼
アドバイス有難う御座います。 こちらとしては現在の業務の拡大と社内での立場を少しでも良くし、加工時間の短縮・精度確保等様々な事にチャレンジして行こうとしている最中(現在の業務が楽しく矢理甲斐を感じているので)に今回の話が来たので、横槍を出された様な、少し過剰に反応してしまったのかもしれません。 少し冷静に自分達で『出来るのか?』『何処までなら出来るか?』から始めて行き心構えを作って行ってみたいと思います。 有難う御座いました。