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レコードプレーヤの逆回転
針飛び、音飛びがあるレコードでも 深い傷で無い限り 針飛び、音飛びする箇所で逆回転させてから再生すると 大方、針飛び、音飛びが治ります。 このように逆回転させる事で プレイヤーや盤にどんな悪影響がありますでしょうか?
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はじめまして♪ 主に影響があるとすれば、プレーヤー側ではカートリッジのカンチレバーを支えているサスペンション系への悪影響や、運が悪ければカンチレバーの先に接着されたダイヤモンドの針先(スタイラスチップ)が取れてしまう。等でしょう。 レコード盤側は、ほぼ間違いなく「溝切り」が行なわれているはずですので、溝の変形が伴います。(まぁ、それによって、音飛びが回避出来たのですから、全てが悪、と考えるなくて良いと思います。) 先人のすご技として、音飛びの箇所で音溝が大きく変形していた場合、カミソリの刃で修正した。という話も在ります。 (私は、とうてい怖くて試す気になりませんが、、、苦笑) リスニング用のカートリッジは、正常な使い方を前提に、精密に造られていますので、逆回転等はできるだけ避けた方がベターです。 多くの場合、カンチレバーの後ろに、黄銅などで引っ張られてもそれ以上動かないような固定ワイヤーが用いられ、カンチレバーの動作してんと成る部分をブチルゴムなどのダンパーで抑えています。 さらに、針先は音溝に対して垂直に接しているのでは無く、僅かな角度を持たせています(ヴァーチカルアングル)、このため逆回転にしますとダンパーの過度範囲内でワイヤーが緩み、ヴァーチカルアングルも大きく変わってしまいます。 そのような状況ですので、より繊細で精密に造られている高価なカートリッジでは、極力避けた方が良いと思います。 比較的単純な丸針(コニカルチップ)で、カンチレバーの軽量化などに特化していない、安価で丈夫なカートリッジなら、まぁ大きな問題に成りにくいでしょうし、スクラッチプレイ等にも配慮して造られたDJ用などなら、カートリッジ側のダメージは無いと考えられます。 余談:適正針圧より、多少思いくらいの場合、盤面(音溝)への影響や針先摩耗は、むしろ少ないと言われ、逆に軽い針圧のときの方で悪影響が出やすい。と言われます。 個人的な考えでは、多少重くても針先と音溝は常に安定して接触出来るが、軽い場合は極稀にジャンプしたり、ジャンプに近い状態になって、着地時にだけより強い衝撃が加わったりするからではないか?と思っています。 私自身、中学1年生の頃に適正針圧が1.5g±0.25gというカートリッジを、針圧0.5gで利用して、いつのまにか全体的にノイズが多く成ってしまったレコード盤もありますし、プレーヤーの電源を入れず、手回しで逆回転も含めて遊んで、針先チップを失った事も。。。(←子供の頃は、ほんとバカですからね。苦笑) まぁ、小学5年生の頃から、近所のオーディオファンのリスニングルームに誘ってもらい、高価なカートリッジや大切なレコード盤の取扱は、それなりに知っていましたので、安物プレーヤーに最初に付属していたカートリッジと、子供の頃に聴いていた童謡などのレコードを犠牲にしただけでしたけれど。。。 (今思えば、それでも、もったいなかったなぁ。。。と) 大切なカートリッジと、大切なレコード盤であれば、逆回転は出来るだけ避けて、どうしても必用と思える場合も、カートリッジに過剰な力が加わりにくいよう、気配りをしてください。 運悪く付いてしまった傷などで、針先が前後の音溝に飛ばされるのは、非常に好ましくない状態です。逆回転再生で傷口の形状等が変わって、音飛びが解消出来るのなら、その方が良い状態に成りますが、その過程でカートリッジを壊したり、必用以上に音溝を変形させてしまうのは、避けたい事ですからね。
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- Gletscher
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プレーヤーとアーム次第です。 私はDJ用のアームと針を使っていたので逆回転もできますが、一般家庭用のは右回転用に作られています。 逆回転させると、針のダンパーが正常に働かず、レコード盤の溝を削ってしまいます。 溝を削ってしまうので音飛びが治ったと勘違いしているのだと思いますよ。