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印刷:色校で想定外の色が上がってきました。
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モニター表示と、版による印刷の違いから、でしょうね。 レイヤーを分けてデータを作成したという事は、印刷会社は例えば次のように版を作製したものと思われます。 K(黒)版 ■■■■■■ □□□□□■ ■■■■□■ ■■■■□■ M・Y版(マゼンダ+イエローで赤(朱)色) □□□□□□ ■■■■■□ ■■■■■□ ■■■■■□ そしてそれぞれの版にインクを付け、紙に転写します。 そうすると、左下の部分では、K版による黒と、M・Y版による朱色の、両方のインクが乗ることになります。 パソコンのソフト上では、「不透明度100%」とやったら、もう下の色は絶対に出てきません。デジタルの世界ですから。 しかし印刷の世界では、版がそうなっているなら、本当にインクを重ねて印刷します。 それはレイヤーデータがそうなっているなら、製作者がそう意図したものだろうとして、勝手にはいじらないからです。 黒に朱色を載せたくなければ、朱色レイヤーを次のようにしなければならないでしょう。 □□□□□□ ■■■■■□ □□□□■□ □□□□■□ あるいは、「レイヤー統合」により、最終的な一枚絵のデータで渡せば、印刷屋の方で色分解して版を作製するので、黒に他の色が乗っているというようなトラブルも避けられるでしょう。
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- chie65536(@chie65535)
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>いったいなぜでしょうか? データ入稿する場合は、全レイヤーを統合して「レイヤーが1つのみ(背景レイヤーのみ)」のデータを入稿するのが「業界の常識」です。 https://www.wave-inc.co.jp/data/photoshop/layer.html 上記ページに「予期せぬトラブルの原因となることがあります。」と書いてあります。 「予期せぬトラブル」とは、例えば >色校では一番上のK100%部分が下の朱色に影響を受けた色合いで上がってきました。 のような事が起きます。 他にも「非表示になっているレイヤーの不要な画像が出力される」など「要らないモノが出力される」と言う事も起きます。 もちろん、手元には「レイヤー統合してない原本データ」を残しておいて下さい。 原本を残しておかないと、後から「真ん中のレイヤーだけ〇〇に変更して」と言われた時に困ってしまいます。 なお、レイヤー統合しないままでデータ入稿すると「レイヤー同士の合成モード」が「予期しないモード」として解釈されて出力される場合があります。 例えば「合成モード」が「通常」ではなく「乗算」として解釈されると「一番上のK100%部分が下の朱色に影響を受けた色合い」になります。 印刷業者が実際の出力に使っているDTPソフトが「レイヤーの合成モード」や「レイヤーの表示/非表示」を正しく解釈してくれるとは限らないので、こういう「予期せぬトラブル」が起こるのです。
お礼
「予期しないモード」として解釈されることがあるのですね、勉強になりました。ご回答ありがとうございました。
- garo1970
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上の黒に「乗せ(オーバープリントor乗算)」の設定が されていたんだと思います。
お礼
私もこれだと思って確認しましたが、透明効果=通常、オーバープリントノーチェックでした。ご回答ありがとうございました。
お礼
私のようなものでも理解できるわかりやすい説明をありがとうございました。 画面上で作業していると、印刷は実際に紙にインクを乗せる、ということでそのようなことが起きることに思いが至りませんでした。勉強になりました。