こんにちは。
アスペルガー症候群は広い意味での「自閉症」に含まれる一つのタイプで、「コミュニケーションの障害」「対人関係・社会性の障害」「関心のかたより、パターン化した行動」があります。自閉症のように、幼児期に言葉の発達の遅れがないため、障害があることが分かりにくいのですが、成長するにつれてはっきりすることが特徴です。
例えば生き物のこと、鉄道のことなど、興味があることには熱中し、極めて詳しい知識をもっていたり、特殊技能を発揮したりすることもあります。難しい言語表現を用いることもありますが、意味理解は限定されており、違った意味に取り違えることもあります。
他の人の気持ちを推し量ることが難しく、相手や場面にふさわしい言葉遣いをすることが不得手です。一方的に自分から話し続けることもよくあります。
関心のかたよりから、いうまでもなく1つの物事に熱中して興味を持つことになります。
また、自閉傾向があれば、幅広くいろいろな人のことに関心を寄せるというより、自分の興味のあることに関心が向けられますので、特定の物事に熱中することになります。
アスペルガー症候群は、医師やIT技術者に多く見受けられます。シリコンバレーの専門職の約40%が、アスペルガー症候群をはじめとする発達障害であると言われています。こだわりが強く1つのことに熱中するアスペルガー症候群の人たちに向く仕事領域といえます。
松代 信人(@sainou) プロフィール
◆注力分野:知能改善、普通学級へ進路開発
幼児の知能改善、発達障がいの早期予防、知的・発達障がい・学習障害の治療教育
◆対応分野
学習能力開発、進路開発、受験うつ、ネット依存
メンタル支援(脅...
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お礼
そのせいで、人間関係が上手くいきにくいんですか?