さーて、難問です。最近飛び抜けて人気なのは武蔵小杉や二子玉川の辺りです。多摩川のほとりで風光明媚で都心からも近く、再開発も進んでいる新興住宅地です。ただ、東京市部ではないですね。
国立や稲城は「新興」住宅地ではないですね。ここが新興だったのは主に70年代です。今はその時代に入居してきた人たちが高齢化して、場所によっては限界集落と化している場所もあります。
東京市部で注目されているのは立川市で、伸びは大きいです。また立川市には消防や警察などの災害対策施設が多く存在しています。来るべき首都直下型地震で都心が大きな損害を受けたときは立川に司令機能を移すこととなっています。これは映画「シン・ゴジラ」の舞台ともなりましたね。ゴジラの襲撃を受けて主人公たち官僚は立川に移動しました。
ただ立川は、生活に必要なインフラ、例えばスーパーなどが今ひとつ普及していないという側面もあります。道路の整備も中途半端なところがあってちょい不便。暮らしやすいのか不便なのかよく分らない街です。
中野区、杉並区、武蔵野市。中野から高円寺、阿佐ヶ谷を抜けて荻窪から吉祥寺、三鷹といった中央線沿線はサブカルチャースポットでもあり昔から人気です。賑わっているし都心からも近く、スーパーなどの生活インフラも整っています。
しかしこれらの地域は住宅なども密集しているか荻窪辺りはその名が示すとおり元々窪地なので来るべき首都直下型地震では非常に大きな被害が出るだろうと予想されています。特に戸建てだと火災か液状化現象でひでえ目に遭う覚悟はそれなりに必要だと思います。中野、阿佐ヶ谷、吉祥寺なんてありゃあ火が出たらとんでもないことになるのは間違いないでしょうね。また環八や環七といった極めて交通量が多い幹線道路とも近く、あまり健康には良くなさそうです。
新興の高級住宅地となると、最近は新木場や武蔵小杉といった界隈になるんじゃないかなあと思います。川崎市〇〇区辺りが新興の住宅地ですよね。西武線、小田急線、京王線の界隈は「新興」ではないですね。開発は一周していて、再開発するかどうかという辺りですね。場所によってこれから盛り上がっていくところ、高齢化が進むところと明暗が分かれるかなと思います。
なお、川崎市〇〇区界隈は都心に出るにも横浜・川崎方面に出るのも便利だとは思いますが、幹線道路に片側一車線のところが多く、バスで通勤となるとかなり大変だと思うので、駅から徒歩圏内が必須だろうかなと思います。長い目で見れば、リニア新幹線の駅が予定されている橋本なんかもこれから再開発がどんどん進んでいくだろうなという気はします。
東京で緑を求めるならどうしても不便なところになってしまいがちですし、多摩の自然を避ける(そこまで奥地には行かない)なら、多摩川沿いということになるかなあ。中央線の豊田駅は近くにJRの車両基地があるため時々「豊田始発、あるいは豊田終点」の電車があり、それを狙って座れるのと最近駅の近くにイオンモールが出来たので穴場という人もいますね。日野市に住みやすいというイメージはあまりありませんが・笑。
蛇足:府中市は競馬場で財政が潤っているはずなのに給食がマズいそうです。理由はよく分りませんが、あのへんの小学校業界では有名な話です。
お礼
777kame777様 回答ありがとうございます! ネットで早速調べてみました。とても良さそうな所ですね。777kame777 様がおっしゃる通りでした。貴重な情報ありがとうございました!