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婚活のために結婚相談所を使って再婚された方いますか
5年前に離婚してバツイチになった、40歳の中年男性です。 真面目に婚活して再婚を考えています。 でも、結婚相談所はけっこう金額がかかるので、悩んでいます。 結婚相談所で婚活して、再婚した人から何かアドバイスいただけないですか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家榎本 邦彦(@NISHISHINJUKU) 婚活相談カウンセラー
aoyamaquestion様 *回答者の「NISHISHINJUKU」と申します。私は結婚相談所を東京で18年間やって来た経験と知識を活かした立場で客観的に回答させて頂きます。したがって、結婚相談所側の立場として回答申し上げます旨、あらかじめご了承下さい。 (1)先ず、貴方の文言で大事な事は、「真面目に婚活して再婚を考えています」・・・という前提です。 どういう事を「真面目に婚活」と言うかは別として、結婚相談所が昔から存在して、高額であるにも拘らず、一応、市民権を持っている背景は、色々な「法律的な制約や厳しい管理体制」を国から規定されているからです。 いわゆる「個人情報保護法」はじめ、婚活に関する唯一の国(法律)が関与している業界だと思って下さい。それに対して、結婚相談所以外のあらゆる、婚活に関する業種は、街コンから出逢い系サイトまで全て同じで一定の個人情報の管理義務が無い事です。 したがって、それらは婚活者に対して何も個人情報をチェックする機能が無い・・という点で共通しています。ゆえに極論を言えば女性が、どこの誰であるか? そもそも極論を言えば独身であるか?すら、厳密に言えば戸籍上の事実は誰も責任を持っていないと言う事です。 これでは「真面目に婚活しようとする貴方の様な方には不安である」という大前提が生まれる事は事実です。 それが即、NGだと言うつもりは無く、先ず結婚相談所の高額になる背景や理由を説明しているのです。それだけで高額になるのではありませんが、それら含めて婚活者と必ず対面して、それらを書面上確認した上で、会員契約を結ばないと活動出来ない事が言えます。 つまり、アナログ的な対人管理が必要なのでどうしても人件費が発生する業界なのです。 その結果、会の一定の規約に基ずき、共通のルール下で会員制で活動し、PARTYに参加出来たり、会員を合法的に個人情報を検索出来る権利を買うのです。その「会員権」だから高いのです。 それに対して、FREEな組織やイベントには主催者側には全く、それらに関して責任を負う仕組みではない為、すべてデジタルで(対面抜きで)出来る上、各自の個人の申告を100%信用して個人情報を掲載しているわけですから、極端に言えば、果たして本人の写真であるか? 本人の社会的条件が正しいか❓ 嘘は無いか?すら、一切チェック出来ません。 結婚相談所と言う業種はわが国で約1世紀前から存在する業種であり、当然の事「信用」と「個人情報秘密厳守」、「守秘義務」等々を大前提にアナログでやって来た古い業種なのです。 それらの信用第一を前提に、結婚相談所の会員は多くの個人情報を検索出来る「権利」を買うのですから、戸籍謄本を検索するのと同じ重さが有るのです。当然、大容量の専用のプロバイダーも必要になり、個人情報保護と言う背景には多くのコストが掛かっているので金額も高いに決まってます。 その分、初めからプロフィールに記載されている事は全て事実でなければならない条件ですから、女性でも年齢をごまかしたり、写真に虚偽記載が有ったりは認められる筈も有りません。(そこにアナログとして実際の管理者が法的に介在しなければならない理由があるのです) したがって、昔から「サクラ」と言われて来た様な会員も基本的に不在で、実際に実在する女性が真剣に個人情報を開示して活動している場である事、を先ずは基本的な最重要事項として再認識下さい。 (2)それに比べたら、非結婚相談所は、個人情報の内容の質も量も、その安定性や真偽のレベルは全く違います。何にも規制されたり、法的に管理されたりしているわけでは無い業種は、結婚相談所という扱いではないので、極端に言えば、その信憑性に於いては、全ては出逢い系サイトと同じ事です。 私はシステムの区分を説明しているのであり、必ずしも、そこに登録している人が信用おけない・・と申しているのではありません事、十分ご理解下さい。 したがって、貴方が実際、非結婚相談所に類する所で出会いが有っても個人的に上手く行けば、何も問題無いだけです。結婚相談所の登録の条件は女性でも個人情報は出来る限り詳細に記載する仕組みになっており、年齢から始まり、学歴や、住所、家族構成、学歴、宗教等々まで出来る限りの結婚に必要な情報は記載義務が有ります。 それらの事を、FREEな出逢いの女性から聞き出すのが、果たしてどれだけ精度が高い情報を最初から得る事が出来るかと言うと、非常に疑わしい事も多いと言うだけです。 それらは彼女達の義務でもないし、活動条件でもないでしょうから、全く???のままかも知れません。 それを貴方自身が最終的には、個人的に聞きだす必要がある事だけは覚悟して下さい。 勿論、キチンとした女性なら、結婚という厳密なイベントに際し、正直に開示してくれる方も多いでしょうが、それらを「個」の誠意に依存する事のリスクは貴方自身にある事だけはお忘れなく・・・ それらの手間を代行して、結果を始めから開示してあるのが結婚相談所の立場ですから、情報料として理解頂くしかないのです。 生まれも育ちも口頭での自己申告は一切認められず、あくまでも公的な書類(戸籍謄本、住民票等)で管理するのが結婚相談所の一般的やり方ですから、無駄な心配や虚言等のリスクは無いでしょう。 **** **** 以上の様な説明で、結婚相談所と、それ以外の区分を明確にしておくことが必要だと思われたので、回答させて頂きました。 他の回答者が一般的な個人的見解に対して、私はあえて結婚相談所として客観的に回答したのは、他の回答者様には、理解の外だと思うからであり、何かの参考にして頂ければ幸いです。 私は、どちらが良いとか悪いとか言っているのではなく、法律まで絡む重要かつ明確な違いを知った上で活動して頂きたいと願って止まないからです。 それらの基礎知識を知らないで、トラブルに巻き込まれる話は、もう聞き飽きた感も有るからですので、転ばぬ先の杖であって頂ければ幸いです。 aoyamaquestion様
榎本 邦彦(@NISHISHINJUKU) プロフィール
◆初めまして・・結婚カウンセラー(仲人)を東京、銀座に始まり今は新宿で、「西新宿結婚相談所」所長を22年間程やっている榎本です。 音楽とSPORTS観戦が大好き人間でS49立教大経済学部卒です。今だに...
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お礼
実際、結婚相談所を経営している方からのアドバイスありがとうございます。 確かに、大切な個人情報を扱うわけですからいろいろなマンパワーは必要になってきますからね。 そのような話を具体的に聞いていろいろ勉強できました。 ありがとうございます。