最初にギャラリーが決まっている(どうしてもここでやりたい)
というのがある場合は、そこにたまたま備品として台座、机などが
ある場合はもちろん貸していただけます。
そこに布などをかけてつかう場合、布も適当なものは
在庫であったりしますが、こだわりがある場合は(色、素材などに)
布はこれを使いたいと言うことで持ち込みだったりします。
もし個展をやりたいけれどまだ場所ははっきり決めてない、
という場合でしたら、そもそも台座、机なども備品でちゃんとあって、
かつもともと立体作品の展示をしたことがあるところのほうが
ノウハウが有りますし、作品が壊れないような展示方法、
また外から見ても見栄えがするような照明など用意してあったりするので
できたらそういうほうがいいとは思います。
(備品がない場合もちこみで机などを持っていくことは可能でしょうが、
ある程度安定性があって重量がある備品をレンタルあるいは
自宅から持ち込むのは大変ですし、ギャラリーの空間の大きさに
合わぬ場合、作品を見ようとしても空間が狭くて見にくいという
事が起こったりしますので)
貸しギャラリーで、1日あるいは何日かでいくら、という
自分がお金を払って借りる場合は、比較的自由がきくばあいが
多いかもしれません。最低限のお金を払っていてギャラリー側に
収入が確定しているわけですから。
ただ、企画展などで個展を開いていただきたいという場合は、
ギャラリー側に審査されたりしますし、また賃貸しではなくて
売上などでペイしなければならないというシビアさがあるため、
こういう作品を出してほしいとか、立体ではなくて絵画がいいとか、
購入しやすいラインの大きさのものがいいとか、(作品の価格帯とか)
先方に希望を出されることもありますので、
企画でやりたい場合でしたら、立体もやりたい旨相談は必要だと思います。