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怖いというか血まみれなホラーの謎の邦画
何年か前テレビの特集でちらっと見ただけで何の作品かわかんなくなってしまっているのがあります。時代劇もので、怪談ものだったと思います。スプラッターなシーンもありました。ワイド画面がきつく、色も総天然色という感じでだいぶ古い映画だと思います。覚えているワンシーンは、暗い水の上を人間(女?)の死骸がゆらーっと漂っています。死骸はぐっちゃっぐっちゃの血みどろで内蔵とかかき乱されている感じで、当時あまりチャチい感じはしませんでした。奇才の監督!昔の映画なのに新しい!みたいなことをテレビは言ってたと思います。だれか思い当たることあれば教えてください
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- ujikun
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情報量が少ないので、これだと確言はできないのですが、奇才の監督、古い映画、というあたりで思い浮かんだのは「東海道四谷怪談」です。 「四谷怪談」は元々歌舞伎の演目として有名な話で、何度か映画化もされていますが、いわゆるマニアの間で評価が高いのは1959年、中川信夫監督による「東海道-」だと言われています。確かに半世紀近くも前の作品にしては斬新な映像、大胆なカット割り、ややシュールにも思えるけれん味たっぷりな展開など、いま見ても興味深く見られる要素は一杯あります。 ご記憶の「水の上を女の死骸」というシーンは、伊右衛門に殺されたお岩が戸板に張り付けられ、川に捨てられたはずなのに、伊右衛門が釣りをしていると、そこにお岩の死体が流れ着くという有名なシーンではないでしょうか。この直後、伊右衛門は狂乱し、破滅のクライマックスに突き進むことになります。 主演は若き日の天知茂、中川監督はこの映画が代表作の一本となり、奇才の名を確立しました。
古い映画ではないのですが、ちょっと似ているので紹介します。 京極夏彦の「怪」シリーズ 四部作の中の「赤面ゑびす」 時代劇もの、怪談もの、暗い水の上を死骸が漂う、スプラッターなシーンが多いなどは、共通するのですが、映画ではなく、WOWOWで放送したドラマ作品で、ビデオ・DVD化もされています。