はじめまして♪
レコード盤の原点は機械式録音で、機械式再生を行なったシェラク版が一般的に原点とされ、おおよそ「黒い」のが「普通」とされます。
ビニル素材で造られたLP/EPなどは、基本的に「黒く」なる染料を用いています。
一部の試作盤では、染料を用いず、素材容器に残った染料で、多少透けている様な、赤っぽい版が出来た。という話も在りますが、一般的には「赤盤」と言えば、あるレーベルで販売された、センターの赤いラベルが好評だったクラシック音楽のシリーズや、静電気防止の薬剤を加えた、一時期の東芝系レコード盤です。
前世紀末には、素材に対する染色技術や、画像を貼付けてというタイプまで進み、アル意味で「完全な透明」は無理としても、かなり広い範囲のレコード盤も造られました。
『透赤盤』って、古くからのアナログレコードファンには、お目にかかった事が無い文字列です。
「初回プレス盤」というのは、コレクターにとっては充分意義が在る存在でしょうけれど、、、、
染色技術や、着色表現等の技術が進んだ、前世紀の末期なら、かなり異論亜バリエーションが在ったのは間違いない事実ですが、非常に古くから安定していた黒いレコード盤よりも、耐久性等は低く、製造コストも高いのも、おそらく事実でしょう。
「初回プレス透赤盤仕様」って事は、あくまで「仕様」で、初回プレスの赤盤だ。とは限定していませんので、何らかの理由から「初回プレス透赤盤仕様」の通常の「量販品」と考えるのが、おそらく「無難」だろうと思います。
(「初回プレス透赤盤品」と書いていたら、その物、本物でなければ、ウソですしね。)
補足
http://www.popsike.com/pix/20160426/371609906761.jpg 海外のオークションでも 僕が買ったものと同じレコードが どう見ても黒にしか見えないのに「RED VINYL」と表記されて 出品されています。 このレコードは黒しか存在しないと思うのですが