制圧感、という心理的な影響です。
日本では男性のふんどしの文化があったり集団で入浴することも多かったなど、お尻を見かけるという機会は少なくありません。
お尻は男性の場合は雄大さをイメージしていたり、また女性の場合には母性を想起させるものなので、お尻を叩くということに日本では視覚的な要素以外のエロティックなイメージはありません。
が、欧米(特にアメリカ)では、お尻はごくプライベートな限られた人にしか見せない隠された場所で、幼少期に悪いことをして父親(母親)からお尻を叩かれた...という経験やイメージが強く残っていたりもするなど、裸のお尻を晒すという行為自体に無防備であったり隷属的な要素があり、それらがエロティックなイメージを強調するのです。
日本ではあまり見かけないかもしれませんが、裸にしてお尻を叩くという行為が欧米のAVに多いのはそのためです。
このことから、欧米では特にSM、そしてゲイ・レズビアンなどの文化の中では、裸のお尻を叩くという行為は、叩く側に精神的な制圧感をもたらし、叩かれる側に屈服感や隷属感を与えることとして、親子関係や上司/部下、教師/生徒、コーチ/学生、教官/兵士などといった、社会的な上下関係を想起させるために多用されてきました。
なお、女性のお尻が母性を象徴するといった考えが強い日本では、お尻好きな日本人男性は「マザコン」といった傾向が強いのですが、女性のお尻が好きな欧米人男性は「S」といった傾向が強いのです。
女性の膣の締まりを良くさせたいなら、バックからの挿入時にお尻を叩くよりも、正常位などで女性に腹筋をさせた方がよっぽど膣が締まります。ただ、そんなことを女性にさせても、一部のフェティッシュな人を除けば、全然エロティックじゃないですよね。
ですから、膣の締まりが良くなるというのは言い訳的なものに過ぎず、お尻を叩く行為は欧米人の場合にはSっぽさの象徴であり、日本人の場合は欧米のAVの影響や憧れ、もしくは裏返しになったマザコン(母を犯す、という背徳感)です。
お礼
回答 有難うございました! やはり国が違うと 感じ方も違うんですね~ 日本人じゃあまり馴染めない行為だと思いますけどね 確かに憧れ的に 日本人の女性にやる人が いますけど 女性から嫌われる結果に なりますね~(笑)