質問の内容がよくわかりませんが、便座に付着していた血液を拭き取った後にその便座に座り、その後貴女自身の陰部を別のトイレットペーパーで清浄したという内容と受け取りお答えします。
以上の内容であればHIVに感染することはありません。
HIVウィルスはキャリア(ウィルス保持者)の血液、ザーメン(精液)、ラブリキッド(愛液)が傷口やセックス、フェラチオなどの性行為によって体内に浸入することで感染します。
キスや握手、ペッティング(愛撫)、抱擁などの皮膚接触で感染することはありません。
貴女の質問からすると便座に付着した血液をトイレットペーパーで完全に拭き取ったということですから、この時点で感染の心配はありません。
これは他のSTD(性行為感染症)においても同じです。
ですから仮に便座に血液を付着させた女性がキャリアであっても心配はいりません。
ただし貴女が手を洗わずに陰部を清浄したということであれば、貴女が直接陰部に触れていれば元々貴女の手に付着していた他のウィルスや細菌による感染の可能性は無いとは言えません。
例えばインフルエンザウィルスやO-157などの細菌が手に付着していた場合、それが陰部のオリモノやラブリキッドを介して体内に侵入する可能性は無いとは言えません。
ですから手はこまめに洗うようにして下さい。
それとHIVに関しては必要以上に神経質にならないことです。
HIVに関する検査治療や知識が進んだ現在、日本でのHIV感染の多くは同性愛セックス(これにはゲイだけでなくレズビアンも含まれます。ラブリキッドを介しての感染です)、同性愛セックスにより感染したキャリアとの異性間セックス、キャリアの女性から胎児への母子感染(ただし母子感染も現在はほぼ皆無と言っても過言ではありません)が主な感染源です。
普通の生活をしているのであれば神経質にならないことです。