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中国のお茶のコップは何故、小さい?

中国のお茶のコップは何故、小さいものがあるのでしょうか?普段はどのぐらいの大きさのコップを使う人が多いのでしょうか?

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回答No.6

中国の宜興紫砂の茶器、お猪口みたいな小さな茶碗が茶壷(中華風急須)とセットになっていたりします。台湾などの工夫茶、小さな茶碗で飲みます。そういった茶碗のことをおっしゃっているのだと思います。 実験してみました。百均で売ってたマグカップと合羽橋で買ってきた中国の小さな茶碗。 きちんと計量した茶葉を茶壺(急須)に投入し、タイマーで抽出時間をコントロールして、いったん茶海(規定の時間抽出したお茶を、一気に注いでプールしておく広口の器、お茶が出すぎないようにするのが目的)に注いでから、マグカップと小さい茶碗に移して飲んでみました。使ったお茶は結構高級な台湾高山烏龍茶です。 元々いいお茶なので、マグカップから飲んでも十分美味しいのですが、小さい茶碗から飲むともっと美味しい、はっきり違いが分かります。 その理由は、石田三成の故事で判りますね。のどが渇いているときは、大きな茶碗に薄くぬるめに淹れてゴクゴク飲んでもらう、三杯目は小さな茶碗に濃く淹れて、ゆっくり味わってもらう、その気配りが認められて取り立てられた話です。 大きなマグカップから飲むと、どうしても一口で入ってくる量が多くなります。そうすると、生理的に早く呑み込みたくなって(へたして気管に入ってはいけないので、速やかに食道に送ろうとする本能)、量が多いのと相まって、あまりじっくり味わえません。 小さな茶碗で飲むと、口の中でコントロールしやすい量となりますので、ゆっくり味わえます。もちろん、大きな器から少量ちびちび飲んでもいいのでしょうが、力加減がたいへんですね。 味蕾(味覚神経)は舌の上だけでなく、密度は落ちますが、口の中のいろんなところにあるそうです。のどの入り口辺りにも少しあって、のど越しの味覚も味わえます。少量の茶を口のなかのいろんな場所に当ててやることで、いろんな味覚が味わえるのです。 台湾の茶師を見ていると、お茶の味を確認するときに、ズゥーっと音を立ててお茶をすすったりしています。真似してみると、お茶は舌に乗るのではなく、軟口蓋あたりに直行してきて、違う味覚が味わえますし、勢いがあるので、香気も口中に広がります。(口の中から鼻に抜ける香りも中国茶を楽しむ重要な要素です。)これをやるときも、小さな茶碗のほうがやりやすいです。 さて、普段使いといえば、やはり蓋つきの中華マグカップ(大き目)に茶葉を放り込んで、熱湯を注ぎ、飲んで量が減ったら、また熱湯を注ぎ・・・というパターンが一番多いのではないでしょうか。昔はインスタントコーヒーの空き瓶を再利用しているのをよく見かけました。

noname#248380
質問者

お礼

味わうためなんですね。

その他の回答 (6)

noname#224719
noname#224719
回答No.7

>普通のコップだというご意見ですね。 普通のコップって何ccぐらいのコップでしょうか? 「中国、コップ」 「普通のコップの大きさ」 検索してください。

noname#248380
質問者

お礼

中国のコップは普通のコップよりちょっと小さいというようなことが出てきますね。具体的な数字に関しては出てきませんでした。

  • pluto1991
  • ベストアンサー率30% (2015/6674)
回答No.5

質問にある茶道的な儀式で行うやつは中国ではなくて台湾の文化です。 中国から伝来して本家の中国では消滅してしまった文化ってたくさんあるでしょう。 中国のお茶の飲み方は茶わん蒸しのような蓋つきの茶碗に茶葉を直接入れてお湯を入れて飲むやり方が一般的です。

noname#248380
質問者

お礼

蓋付ということは、冷めないようにするためなんでしょうね。

回答No.4

解決済みの質問にありました。 http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa9177914.html で、納得されているようです。 過去の質問も調べてみてはいかがでしょうか?

noname#248380
質問者

お礼

台湾式なんですね。

回答No.3

何杯も楽しむために一杯の量を少なくするために小さいものがあるとのことです。 ただ、小さいものが主流なのは台湾のようです。 中国本土では、大きな湯呑みに直接茶葉を入れてお湯を注いで飲む、という時代・地域もあるようで、一概に皆さん小さい湯呑みを使用されているわけではないです。 それと、工夫茶(茶芸)という中国内で普及している飲み方がWikipediaに載っていますが、丸写しすると、 茶壷(急須)、茶杯(小さな湯呑み)、茶海(大ぶりの器)、聞香杯(細長い器)などの茶器を茶盤(もしくは茶船)に並べ、熱湯を注いで茶器全体を暖める。各茶器の湯は使用寸前に捨てる。 茶壷に茶葉を入れ、高い位置から熱湯を茶壷から溢れるほどまで注ぐ。 茶杓(竹べら)を用いて茶壷に浮かんだ泡を取り除いてから、茶壷にゆっくりと蓋をする。 温度を一定に保つため、再度、茶壷に湯をかける。 茶葉を充分に蒸らしたら、濃度を一定に保つために茶海に茶を最後の一滴まで注ぐ。 茶海から聞香杯に茶を注ぐ(聞香杯を使うのは台湾の風習)。 聞香杯から茶杯に茶を移し、聞香杯に残った香りを楽しむ。 茶杯から茶を飲み、残り香を楽しむ。 というプロセス上、小さい茶碗というものが欠かせないもののようですね、

noname#248380
質問者

お礼

何杯も飲むためだというご意見ですね。

noname#224719
noname#224719
回答No.2

え?みんな普通のコップでしたよ。

noname#248380
質問者

お礼

普通のコップだというご意見ですね。普通のコップって何ccぐらいのコップでしょうか?

回答No.1

 もてなすために、ひとり分。茶器に湯をかけて、器内の茶葉を蒸らすためには、小さい方がいいのかも。

noname#248380
質問者

お礼

小さいほうがいい事情があるんですね。