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イスラム教では月と星が付き物なのは何故
イスラム教では月と星が付き物なのは何故なのでしょうか?どういう意味があるのでしょうか?
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西暦330年に当時のローマ帝国皇帝であった「コンスタンティヌス1世」が、古代ギリシアの植民都市ビュザンティオンの地に新たな都市を建設しました。 その都市は当初はコンスタンティヌス1世の名を取って「コーンスタンティーノポリス」(「コンスタンティヌスの町」の意)と呼ばれていたそうですが、その後「コンスタンティノープル」と呼ばれる様になりました。 【参考URL】 コンスタンティノープル - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AB ビュザンティオン - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%A5%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%B3 コンスタンティヌス1世 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8C%E3%82%B91%E4%B8%96 このコンスタンティノープルで使われていた市の紋章が月と星だったらしいのです。 このコンスタンティノープルは、395年にローマ帝国が東西に分裂した際に東ローマ帝国の首都となり、続いて1453年にオスマン帝国によって東ローマ帝国が滅ぼされた後はオスマン帝国首都となりました。 その後、オスマン帝国は自国の国旗を、コンスタンティノープルの紋章であった月と星というシンボルをデザインの中に組み込んだ国旗としました。 【参考URL】 コンスタンティノープルの陥落 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AB%E3%81%AE%E9%99%A5%E8%90%BD オスマン帝国 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%B8%9D%E5%9B%BD トルコの国旗 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%81%AE%E5%9B%BD%E6%97%97 オスマン帝国の支配地域には、元はキリスト教国家であった国もあればイスラム教国家であった国もありましたが、やがてオスマン帝国内でイスラム教が優勢になると、イスラム教徒達はオスマン帝国の国旗である月と星を自分達のシンボルとして使う様になったそうです。 【参考URL】 イスラム教のシンボル http://www.ancient-symbols.com/japanese/islamic-symbols.html つまり、月と星はイスラム教の教えとして何か特別な意味があった訳ではなく、偶々、イスラム教が盛んになった国で使われていたデザインに過ぎず、その大元はコンスタンティノープルの紋章だった訳です。 尚、コンスタンティノープルの紋章として月と星が用いられた理由には諸説あり、はっきりとした事は判りませんが、1つの説としては 「コンスタンティヌス1世がビュザンティオンの地に新たに都市を作った際にその都市をキリスト教の聖母マリアに捧げたため、マリアの象徴である星(←マリアがイエス・キリストを産んだ際に明るい星が現れたとする聖書の記述によるものかも知れません)と、元々、ビュザンティオンの紋章として使われていた月を組み合わせたものを新たな都市の紋章にした」 というものがある様です。 そして、ビュザンティオンの紋章として月が使われていた理由に関しても諸説ある様ですが、それらの説の内の1つとしては 「紀元前340年頃、マケドニア王ピリッポス2世がビュザンティオンに対し夜間に奇襲を仕掛け様としたところ、奇襲が行われる前に三日月の明かりで奇襲部隊が発見されてしまい、ビュザンティオンは難を逃れる事が出来たため、それ以来、ギリシャ神話の月の女神であるディアナがビュザンティオンの守護神とされ、その象徴である月(ビュザンティオンの場合は三日月)を表す紋章がビュザンティオンで多用される様になった」 というものがある様です。 【参考URL】 Cottage Window:クロワッサンとトルコ国旗 http://blog.livedoor.jp/enessay/archives/6658284.html ピリッポス2世 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%9D%E3%82%B92%E4%B8%96 世界史の授業と国旗4 キリスト教の十字/イスラムの月と星 http://www.geocities.jp/tetsuyakuge/kokki/04.htm
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- f272
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イスラム国家オスマン帝国国旗にちなむ。
お礼
オスマン帝国の国旗にちなんでるんですね。
お礼
キリスト教が十字で、イスラム教は月と星がシンボルなんですね。