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ゼロ・グラビティのスペースシャトル

 アルフォンソ・キュアロン監督のSF映画「ゼロ・グラビティ」(Gravity)は2013年に公開された映画であるのにもかかわらず、安全性とコストパフォーマンスの問題から2011年7月8日の打ち上げを最後に退役済みとなっているスペースシャトルが登場しているのは何故なのでしょうか?  スペースシャトルが復活する可能性がない事は当時から既に明らかにされていましたし、有人宇宙船が必要であるのならばソユーズやドラゴンV2(現在開発中ではあるものの、近未来が舞台なので登場させても問題ない)もあるというのに、何故、態々飛ばす事が出来なくなったスペースシャトルを登場させているのでしょうか?

みんなの回答

  • vuomel
  • ベストアンサー率60% (114/190)
回答No.2

アルフォンソ・キュアロン監督の『ゼロ・グラビティ』ですが、2010年頃に作られる予定だったみたいです。アンジェリーナ・ジョリー主演の予定だったもののギャラの面で折り合いが付かず、色々な女優がこの役の候補にあがっては消えていき、撮影開始の予定となっていた時期になっても主演女優が決まってなかったため撮影が延期になり、これにより相手役のロバート・ダウニー・Jr.のスケジュールの都合がつかなくなり相手役はジョージ・クルーニーに代わりました。 http://eiga.com/news/20100813/1/ http://eiga.com/news/20101007/15/ なので、当初はスペースシャトルの退役前に公開する予定だったのでしょう。スペースシャトルに代わって使われる民間商用宇宙船のデザインはまだ決まっておらず、オリジナルでデザインすると映画のリアリティが失われるとの判断だったのではと想像します。

kagakusuki
質問者

お礼

 御回答頂き有難う御座います。 >アルフォンソ・キュアロン監督の『ゼロ・グラビティ』ですが、2010年頃に作られる予定だったみたいです。 との事ですが、スペースシャトルの退役も当初は2010年の予定でした。  その事は、回答No.1様の御回答に対するお礼欄に添付したリンク先 【参考URL】  スペースシャトル - Wikipedia > 6 退役   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%88%E3%83%AB#.E9.80.80.E5.BD.B9 にも掲載されております。  ですから、スペースシャトル退役の情報が、映画に反映させるのに間に合わなかったという事は考えられないと思います。 >スペースシャトルに代わって使われる民間商用宇宙船のデザインはまだ決まっておらず  いえ、ドラゴン宇宙機も当初の予定では、シャトルが退役してしまう予定であった2010年に間に合う様にするために、2009年に初打ち上げを行い、2010年からサービスを開始する予定でしたし、実際、有人型ではないものの、無人の貨物型の方は2010年12月に最初の試験機を打ち上げておりますから、2010年の段階であれば細部は兎も角として、少なくともデザインの大部分は決まっていたと思われます。  【参考URL】  ドラゴン (宇宙船) - Wikipedia   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3_(%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%88%B9) >オリジナルでデザインすると  オリジナルのデザインが問題になる事を嫌ったという事でしたら、まだ影も形もなかった中国の宇宙ステーション「天宮」が、発表されている完成予想図とは異なる姿で登場している事の説明が付かないのではないでしょうか?  それにソユーズを使えば済む話ですし、前述しました様にドラゴンも使えない訳では御座いません。 >映画のリアリティが失われるとの判断だったのではと想像します。  申し訳御座いませんが、仰る事が良く解りません。  当時、既に大まかなデザインが決まっていた将来使用される予定の宇宙機に対して、細部の詳細なデザインまで判っていなければリアリティを出せないという事であれば、近未来を舞台とした映画を製作する事など不可能になるのではないでしょうか?  それに、余程のマニアでもなければ"将来の"宇宙機の細部のデザインの間違いなど判らないのではないでしょうか?  それに対し、退役が決定された事が当時の段階で既に報道されていて、近未来には使われなくなる事を多くの人々が知っていたスペースシャトルを登場させる事の方が、余程リアリティを損なう事になると思うのですが、如何でしょうか?

noname#255857
noname#255857
回答No.1

映画の構想はもっと前ですからね。 まぁ映画の中の年代が語られていないので、2010年の設定です、 と言われればそれまでだし。 スペースシャトルに替わる宇宙船のデザインだけで膨大な時間とお金もかかるし。

kagakusuki
質問者

お礼

 御回答頂き有難う御座います。  只、作中には中国の宇宙ステーション「天宮」が、発表されている完成予想図よりも更に発展した状態で登場している事と、「天宮」の建設に必要不可欠なドッキング技術を習得するために作られた試験用衛星「天宮1号」の打ち上げですら2011年に9月29日の事であり、2016年の段階では実際に「天宮」を組み立てるためのモジュールの1つすら打ち上げられていないのですから、あの映画の舞台が未来の話ではないなどという事は考えられません。  それと、映画「ゼロ・グラビティ」の撮影が開始されたのは、2011年5月になってからの事であるのに対し、スペースシャトルの運用は当初の予定では2011年2月26日の打ち上げが最後となる筈だったものが、後になって打ち上げが1回増えたため2011年7月8日に延期になっただけで、退役する事自体は2011年2月よりも前から決まっていた事なのですから、映画の撮影の方がシャトルの退役決定よりも後の話です。 【参考URL】  天宮 (宇宙ステーション) - Wikipedia   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%AE%AE_(%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3)  ゼロ・グラビティ (映画) - Wikipedia > 3 製作   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%93%E3%83%86%E3%82%A3_(%E6%98%A0%E7%94%BB)#.E8.A3.BD.E4.BD.9C  スペースシャトル - Wikipedia > 6 退役   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%88%E3%83%AB#.E9.80.80.E5.BD.B9