愛液は一種類ではないことを知っていますか?
(1)バルトリン腺液、(2)膣液、(3)子宮頸管液、(4)スケネー腺液の4種類です。
バルトリン腺液は、初期の段階から分泌されるもの。
バリトン腺は子宮口上、左右2個あり、男のカウパー腺液(別名我慢汁)に相当するもので
膣前庭を濡らすのがこれ。
興奮が高まると、.膣液が膣表面からにじみ出てくる。あそこから流れ出るのはこれ。
もっと興奮が高まると、白濁し粘性の強い粘液が子宮膣部から分泌されるのが子宮頸管液。
一時、潮吹きの正体とされたのが、スケネー腺液。
これは、膣口と尿道口の間に位置するが人によっては塞がっているので出る人と出ない人がある。
では潮吹きはと言うと退化した前立腺から男の射精と同じように体液を吹出すと言う説がある。
この退化した前立腺は数CCの体液を蓄えることが出来、興奮とともに体液が貯まる仕組。
貯まると膣内から触って確認出来る。位置は膣口から3~4cm(中指の第二関節位を入れた深さ)にあると言われている。
興奮が高まれば量だけではなく種類も増えるのが愛液。
ただ殆どがバルトリン腺液と膣液止まり。
最近読んだ色道指南書で気づかされたのは前戯の少なさ(短い)。
女性を満足させていないと気づかされた。
時間にして二刻(約4時間)もすれば・・・・これは大いに眉唾ものだけでど!
愛液が膣口から流れ出し尻にまで回ったら挿入しろと書かれている。
それまでは指や舌を使えとある。何故か陰核(Clitoris)を愛撫しろとは書かれていない。
口吸い(ディープキス)や指や舌を膣に入れた愛撫だけ。
4時間は誇大だろうけど、かなりの長時間を使って前戯をしないと膣から愛液が流れ出るようにはならないんだと思う。
体質や体調で出る量が変化すると言う性科学論文をまだ見つけていない。
もしかすると都市伝説かも知れない。
例えば、閨房術では淫水(愛液)が流れ出ることが当り前のように書かれている。
挿入のタイミングは十分に流れ出したタイミングになっていて、愛液が出ない時の対処方法は書かれていない。行間を読めば流れ出るまで愛撫をしろとしか理解のしようがない。