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何なの? 加湿器の「フロート」
気化型の加湿器で、フロートとか抗菌フロートとかいう名称で内部に発泡スチロール片みたいのが付いていて、「はずすな」と書いてあるやつ何なんですか? ただの発泡スチロールじゃないんですか? 何の役に立ってるんですか?
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加湿器内部にあるフロートは加湿器の内部に水があるかどうかを検出するためのセンサーの役目をしています。 加湿器の気化させる部分に水がない状態で運転してしまうと、加熱により気化させる方式ではヒーターが異常に高温になりヒーターの破損や火災の危険性がありますし、ヒーターなどを用いないものでもから運転となり無駄な電力を消費することになります。このようなことを防止するためにつけられた水位センサーです。 一見ただの樹脂製の浮きに見えますが、一般的に多くみられるタイプでは浮きの内部に磁石が入っており、浮きの取り付けられている部分にリードスイッチという磁気で動作する小型のスイッチが付いています。 最もよく見られる形状で説明するとリング状のフロートの内部に磁石が入っていて、そのリングがはまっている軸の内部にリードスイッチが入っています。水がなくなりフロートが下がるとリードスイッチに届く磁気の強さが弱くなりリードスイッチがオフになることで水位が下がったことを検出し、加湿器を止めるという役割があるのです。 おまけ。 リードスイッチとはガラス管の中に磁性(磁気を帯びる性質を持つ材料、例えば鉄など)を持つ細い針金状のワイヤーをごく近い距離で互いの一部が重なるように平行に並べて入れてあるもので、非常に簡単な構造ですが、これで磁気を検出できます。磁石などが近づくと磁性を持つ性質のあるワイヤーが磁気を帯びて互いに引き合いガラス管内部で接触することによりスイッチがオンになるという仕組みです。防犯装置(窓やドアなどに磁石とリードスイッチを取り付けて置き、それらが開けられると互いが離れてオフになることで検出)や比較的低い回転数の検出(毎分1000回転程度まで)にも利用されます。これは回転軸に磁石を付けて置き軸の近くにリードスイッチを置くことで軸が回転するたびにリードスイッチがオン/オフを繰り返すことで回転数(自動車の速度センサーなどにも使われています)を知ることができます。非常に単純な構造で信頼性も比較的高く安価であり非接触で検出できることからかなり多くの機器で使用されています。ちなみにリードスイッチには磁石を近づけるとオンになるタイプ(一般的なタイプ)と逆に磁石を近づけるとオフになる(内部のワイヤーを互いにひきつけ合う磁石にしておいたり内部に磁石を内蔵して置き最初からオンになるようにして置き、逆の極性の磁石を近づけることでオフにする)タイプがあります。 リードスイッチの例です。 http://cobaden.net/?pid=13351091
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- stardelta
- ベストアンサー率25% (293/1135)
メーカーや型番が書いていないので一般的な話ですが、給水を制限しているのではなく水がなくなったのを検出するのが一般的です。ふつう、フロートを取り外しても水位は一定以上上がりませんよ。 水がなくなったら加湿器を止めるための物です。
- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
気化用タンクの水面レベルを一定に保つためのものです。 フロートがタンクの水面レベルに応じて上下に動くことで、その動きでタンクから水を補充しているのです。フロートを取り外せば、じゃんじゃんタンクに水が入って溢れます。