映像や音声の自動加工については、FFMPEGが基本ですけどね
YouTubeなどの動画投稿を受け付けるサイトでも
FFMPEGによる自動処理で、エンコードなどを行なっていますし
動画変換ソフトの多くが、バックエンドでFFMPEGを利用しています。
ただ、FFMPEGは使い方が複雑な部分が少なくなく
またバージョンごとのオプション書式の変遷が激しく
使いにくいところがあるのは、まぁ間違い無いです。
でも、手順を理解してしまえば
500個のファイルがあれば
500行の順次処理するだけのバッチファイルなりシェルスクリプトなり書けば
あとはほっとけば、そのうち終わります。
具体的にはffmpegコマンドの-ssオプションで秒単位のスキップができます。
(小数点指定が有効なのかどうかは知りません)
ですから、foo.mp3であれば
ffmpeg -acodec copy -ss 10 -i foo.mp3 foo2.mp3
で処理できるはずです。
たとえば、dirコマンドやlsコマンドでファイルの一覧を出して
これをリダイレクトでlist.txtに保存します。
これを、行頭置換とか行末置換とか
矩形領域のコピーアンドペーストとかを組み合わせると
foo.mp3
bar.mp3
hoge.aac
から
ffmpeg -acodec copy -ss 10 -i "foo.mp3" "foo.mp3"
ffmpeg -acodec copy -ss 10 -i "bar.mp3" "bar.mp3"
ffmpeg -acodec copy -ss 10 -i "hoge.aac" "hoge.aac"
に、加工できます。
行頭に"
行末に"
矩形範囲のコピーとペースト
行頭にffmpeg -acodec copy -ss 10 -i
という5ステップですね。
あとは、それをバッチファイルやシェルスクリプトとして
実行できるように手を入れるだけです。
より高度にやると、変数でファイル名を代入したり
変換後ファイル名を自動生成したり
同名ファイルに挿し替えたりもできますが
ファイル名に想定外の文字が使われていて、バグで詰んだりするので、慣れないと無理です。
なおファイル名を"で括っているのも、想定外の文字でミスするのを避けるためです"
まぁ、うちは今予約録画時間の30秒速めに録画が始まるために
先頭についた二ヶ国語音声によるエンコード誤動作を回避するために
録画物の音声だけ切り出して-ssで30秒切り捨てたりやってるところなんですけどね…
お礼
ありがとうございます