8年前の中級以上と、低価格製品では、評価が違ってきたりしますけどね。
2007年は、2006年に登場したCoreシリーズが一般化しつつ
中級以上にデュアルコアCPUが採用され
低価格製品では、以前としてシングルコアで
製品によっては、2005年の上級モデルより性能が劣ることもある時代でした。
低価格製品については、追加投資をする価値は無いと考えられます。
その費用は、PCの買い替えに温存するほうが合理的です。
その機種個体に思い入れがあってのことでなければ
金銭的な投資を避けて取り組むほうがいいでしょう。
逆に、その個体の性能向上を考えるなら、追加可能なメモリーと
この8年の間に、画期的な速度向上がおきたSSDの導入が定番です。
もっとも、当時のPCではメモリーの最大搭載量が少なく
すでに上限まで増設している可能性もあると思います。
SSDへの移行も、PCに付属していたOSの環境を
SSDへ移し替えて使うとしたら、それなりに手間がかかったりします。
うちは持ち歩き用のノートPCは、雑に扱えるようにあえて安く手に入れた古いものを使いますが
今は2006年発売のThinkPad X60sで、1.5GHzのデュアルコアCPUが搭載されています。
メモリーも1GBしかありませんが、OSを軽量版のLinux系OSにして、HDDをSSDに完走して
電源投入から、最短32秒でGoogle ChromeでYouTubeの再生ができます。
でも、しょせん2006年のCPUですし、動画再生支援も無いので
YouTubeのフルHD(1920x1080)の映像はまともに再生できません。
パソコンの性能は、CPU性能については厳しく上限があります。
圧縮された動画を再生するためには、圧縮を展開する処理などがたいへんですし
再生支援をあとから追加できないノートPCでは、致命的な障害になります。
(その上ウェブ上の動画再生は、CPU性能を充分に活かせません)
今ぶつかっている問題が、そういう種類のものであれば
それは越えられない壁ですし、2007年の低価格製品なら、そういう状況になりやすいはずです。
(CPU換装ができる機種もありますが、それはそれでリスクとリスクとリスクとスキルの問題です)
メモリー不足は、メモリー消費の少ないOSとアプリケーションで緩和できる場合があります。
HDDの遅さは、SSD化しなくても、デフラグで緩和される場合もありますし
Windowsに限って言えば、使うほどHDDが遅くなるから
リカバリーや再インストールなどでOS環境を再構築することが推奨される文化があります。
Windowsの軽量化は、多くの人が取り組んできた、大人気のテーマ(笑)ですが
理屈と仕組みを理解して、慎重に行わないと、普通に動かなくなります。
HDDの空き容量が少ないと遅くなるという迷信もあるので
少しでも空けようと、システムファイルをむやみに削除して
起動すらしなくしてしまう人が後を絶ちません。
うまく軽量化できる人もいますが、それをそのまま他の人のPCに
反映する効率的な手法が確立されていないのが
パソコンに興味が薄く、金を掛けたくもない層にとっては悲劇だったりはします。
Linux系OSの場合は、無料配布されていますし、軽量版を誰かが作れば
それをそのまま第三者に配布できるライセンス形態が確立されていて
Windowsみたいなめんどうくさいものを使うより楽になる場合もあります。
軽量版でも、現行OSとして新しい技術が取り入れられているので
SSDへのインストールも、GPT,AFTなどにも普通に対応しています。
反面、Windows用ソフトが動かないので、Google ChromeやFirefox,LibreOfficeなど
Linux版が配布されているソフトで完結した使い方が推奨となります。
ですから、最後の手段と感じる人もいるようですし
結局Linux系OSに慣れないで諦める人も少なくありません。
お礼
それかもしれません! いくつか、使わないであろうソフト削除したら早くなりました! ありがとうございました!