>家のつくり等にもよると思いますが、木造1戸建ての2階と3階で
晴れた日に窓を閉め切った状態で外気温+何度くらいまで温度は上がりますか?
たとえは最高気温35度の日だと何度まで上がる可能性があるのでしょうか。
仰る通り、家屋の構造(壁や天井や屋根の形状や断熱性)、方位(日射量)天井高さや屋根裏の体積(空気の体積)、材質人数や電気器具等の発熱量によって影響されます(一般的に冷房負荷と呼ぶ)。
また、外気温は気象庁が観測し発表されるものであり観測地点の状況で今回の家屋の屋外空気の温度とは異なると思いますが、一般的には屋内空気の蓄熱と風によるエネルギーの移動が少ない点で外気温度と屋内温度は約4度以上屋内温度が高くなります。
さらに、西日(日射)や屋根瓦の高温化による影響が大きくお部屋の空気が気密性で上昇しますと放置しておけば外気温に加え10℃~15℃程度高くなることもあります。
その上、私たちの実際に感じる暑さ≒体感温度は温度計の温度に対して
湿度10%で約1℃、風(気流)0.7m3/sで約1℃異なると言われており、その為
同じ35℃でも、湿度が屋外よりも20%高いと約2℃蒸し熱く感じ、外のような風が無い状態だと1.4m3/sと仮定すると約2℃高くなり、合計すると体感的には約4℃アップの39℃に感じます。
その様な意味で、室内空気は家屋の構造や天候や立地条件で大きく変わりますが、空気の蓄熱性(断熱)や湿度の影響や風通し(換気)で好天気や雨降りとかお部屋が換気されていないと外気温より高くなる(約4~15℃程度)可能性が大きいです。
また、一階より2階、2階より3階が太陽光の影響が大きく、さらに上部の部屋が断熱材や冷房していると株の会では太陽光の影響が少なくなり、上部階に比べ室温は低くなります。