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Conversion レンズに関して
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ニコン純正のニッコールレンズには New Nikkor 24mm F2.8 や Ai Nikkor 24mm F2.8 は存在したけど AI New Nikkor 24mm F2.8 は存在しない・・・そもそも「Ai New Nikkor」というレンズシリーズは無かった。 では、画像のレンズはナニモノか?というと・・・ ご承知のとおり、「不変のFマウント」とか言われているけど、マウントそのものの物理的形状は変わっていないけど、各種の制御信号などの伝達の仕組みは何度も変わっているのが事実。 初期自動絞り対応ののFマウントは、装着時に絞りリングを手動で開放絞りと最小絞りを往復させ、外爪を通じてボディに情報を伝達させる「外爪式」と言われる方式だった。 で、New Nikkorシリーズは、1974年11月から順次発売されたマルチコートを取り入れたりしたNikkorに第3世代にあたるシリーズ。 New Nikkorも依然として外爪式マウントで、素早いレンズ交換に向かないため、ワンタッチで装着できるような要望に応えるために採用されたのが、1977年に採用された「Ai方式」。 このAi方式のマウント、レンズ側の改良点は僅かで、よほど古いレンズで無い限り、Nikonの純正でAi改造が可能であり、実際に多くの非AiレンズがAi化されている(実家にある35mmF2.8はAi改造できたけど、55mmF1.2は古すぎて改造対象外だった)。 写真のレンズも、非Aiの「New Nikkor 24mm F2.8」を「Ai Conversion=Aiに転換(Ai化)」したレンズ「Ai(改造した) New Nikkor 24mm F2.8」ということでしょう。
お礼
とても丁寧なご回答ありがとうございました!感激しました!助かりました!