あなたの言う「ステレオらしい音」とは?スピーカーから直接音が聞こえる所謂「中抜け」の音なのですか?また、「音の分離」とは、左右チャンネル間の「分離」のことではありません。昔は左右間のChannel Separationという判断項目がありましたが、今の時代にそのような基準を持ち出す人もメーカーもありません。
理由としては2つ考えられます。テレビのサイズが全く判らないので何とも言えない部分はありますが、
・大きくてグレードが上のテレビに搭載されている音の性能が、製品全体のレベルにそぐわない。音が画面の大きさに負けている。
・本来は自然な音が出ているのだが、あなたには「分離がよくなくてステレオらしくない」と受け取られた。
一般に優れたステレオ感とは「スピーカーの存在を感じさせない音場を再現したもの」だと思うのですが。音に左右のチャンネルがあるということは、左右だけでなく前後の奥行きも表現できるはずなのです。スピーカーからの直接音が聞こえるということは、音源の録音が稚拙・アンプ回路が良くない・低レベルのスピーカー・設置環境が悪い、の何れかだと思います。
少なくとも、最近のテレビは「映像を表示し、音も出る」という次元で作られているものが多いですから、外部スピーカーが必須だと思いますよ。後ろや下を向いたスピーカーからは優れた音場の再生などは見込めません。少々乱暴に言ってしまうと、スピーカー(特殊な設計のもの以外)は、前:視聴者側を向いていなければなりません。ただ、現状のようなテレビの価格では、まともな製品を作れという方が無理なのかもしれません。今や二束三文に近いですよね。大多数の人が現状のままで満足することから、やむを得ないことでしょう。違いが判って不満な人は拡張すれば良いのです。
>もしかしてDVDプレーヤーが関係あるのでしょうか。
関係ないとは言い切れませんが、そのようなレベルの話ではないでしょう。テレビ本体も違うのでは、DVDプレイヤーを比較しても始まらないのではないでしょうか?
同じメーカーでグレードが違っても、音に関する中の回路や基板は同じなんて全然珍しくないと思うのですが。画面の大きさが違えば、音が画面に負けてしまうことだって普通にあることです。FHD画面を150インチにしたってダメなのですよ。150インチにしたら、それなりの画素数が必要になります。音だってそれと同じことが言えます。
お礼
ありがとうございます。 <優れたステレオ感とはスピーカーの存在を感じさせない音場を再現したもの <スピーカー(特殊な設計のもの以外)は、前:視聴者側を向いていなければなりません それでしたら大きいテレビはそれに該当します。 小さいテレビは、人物が左右離れて対話している場面でははっきり分かれて聞こえます。 たとえば、左の玄関で「ただいま」、右の奥から「お帰りなさい」とか言う場面です。 メーカーもデザインも同じなのになぜだろうと思い、質問いたしました。