ご質問分からですと、どのように質問sy様がお考えなのかわかりません。
大学4年生で経済学を学んで税理士を目指している、というのは、何をもって税理士を目指しているとお考えなのでしょうか?
一般に国家試験を目指しているという言葉を使う場合というのは、国家試験の勉強を始めている人が利用します。大学で経済学の勉強をして、税理士試験の何に役立つのでしょうか?
もちろん税理士となった後には役立つ知識かもしれませんがね。
大学院を希望されていて、税理士を目指していることを教授に相談する、何を相談したかったのでしょうか?
大学院での免除を希望されているのであれば、免除実績のある大学院を通常考えるものです。税理士の知識がないなどという経済学を教える大学教授って、いかがなものでしょうか?税理士試験のための講義や免除を希望されていて、それにこたえられないというのであればわかりますが、知識がないという言葉は、教授としていかがなものでしょうかね?
あなたに説明力がないから親が大学に行った意味がないと言われているのではありませんかね?
大卒者が専門学校に行っても、大卒が消えるわけではありません。大学で学んだ知識が無くなるわけではありません。意味がないことはないでしょう。
そもそも税理士を目指すという意味で大学へ行かれたのであれば、今税理士になるための進学に悩んでいること自体が少し遅いように思いますね。
多くの大学生の中で税理士を目指している人の中には、大学生をやりながら専門学校を利用していることでしょう。専門学校を利用していなくとも、すでに税理士試験を受験していることでしょう。2年次単位で受験できるのが基本ですからね。
私は専門学校で税理士試験をめざし挫折した者ですが、大学卒業者・短大卒業者・社会人経験者が専門学校に普通に入学しています。大卒者であっても、高卒者と同じように簿記検定から始まると思います。これは、簿記検定合格もできないレベルでは税理士試験の会計科目は手に負えないと思いますからね。
ですので、遅いかもしれませんが、遅すぎることはありません。ただ、長期にわたる受験となりますでしょうから、就職などのタイミングも悩まれることでしょう。就職してしまうと学習時間が足らず、さらに長期化すると思いますからね。
すでに簿記知識などがあるのであれば、経済学等における大学院で税法に属する研究論文を作成の上で修士課程以上を修了させ、その間に並行して専門学校などで会計科目2科目と税法科目1科目を集中して試験合格を目指されるほうがよいでしょう。
大卒による税理士試験の受験資格と大学院免除のための大学院入学資格を得る、大学院で修士課程による税法科目2科目の免除の要件を得る、専門学校や大学の特別な講義により免除予定科目以外の科目合格を目指す、というのはいかがですかね。
順調にいっても、大卒で22歳、修士学位認定で24歳、科目合格のために就職しなければ、その分就職が遅くなります。新卒・第二新卒で20代半ばですと、就職は大変難しいことでしょうね。
どうせ大変な思いをするぐらいであれば、会計専門職大学院にて公認会計士を目指したらいかがですかね。経済学も試験範囲だったのではありませんかね。
公認会計士による無試験税理士となることで、独立時の業務範囲は税理士事務所よりも会計士兼税理士事務所のほうが広いですし、社会的評価も高いことでしょう。
ただ、税理士も会計士も実務経験が必要ですので、どちらも大変でしょう。
会計専門職大学院の中には、税理士試験の会計科目免除にも対応しているところもあるでしょう。
今の状態からの無駄を省いて進められる道を探されてはいかがですかね。
ただ、大学院も専門学校も安くはありません。親の負担も考えましょう。
最後に、大学や大学院は、基本学問を学ぶ場です。専門学校は技術や資格を目指す場です。大学>専門学校ではありませんし、そもそも目指すところが違うのであり、比較するものでもないのです。ただ、近年は、大学でもある程度資格試験のことを考えてはいると思います。それでも資格試験のための学習では、専門学校のほうが有利な場合がありますし、免除規定が受けられるのは大学院なのです。
大変でしょうが、頑張ってください。