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フォントの違いとは?
- DTP勉強中の方へ、フォントの違いについてご説明します。
- 高解像度版、低解像度版、ATM専用のフォントの違いや利用方法について説明します。
- また、フォントの購入やインストールに関する情報もお伝えします。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 >高解像度版、低解像度版、ATM専用と三種類あり >値段が全然違います。 簡単にいいますと、 ●ATM版 PCにインストールして使うためのフォント。 規格によって「CIDフォント」という呼び方もされています。 新規格の「OpenTypeフォント」も同じくPCにインストールして使いますから、TrueTypeと同じく「ATM版相当」と理解していいかと。(ホントは別モノですけれど、まぁ便宜上。) ●低解像度版 PSプリンタにインストールして使うためのフォント。 ●高解像度版 印刷用のフィルム出力機(セッター)に使うためのフォント。 ...ということになります。 Macだけをご使用でしたらATM版のみの購入で大丈夫です。 PSプリンタをお持ちで、出力の速度・品質を良くしたいのなら低解像度版をプリンタにインストールすることになります。 でも、インストールしていなくてもフォントの出力は可能です。Illustratorでご使用出したら、ほとんど困ることはないと思います。 一般的にはアウトラインをとらなくても、通常の大きさの文字ならそれほど気になりません。見出しなどの大きな文字はシャギーが気になる場合が出るでしょうが、そういう場合はアウトラインをとった方がいいでしょうね。(もちろんアウトラインを取るとプリントアウトでは文字が太ってしまうことが多いのですが。本番の印刷時にはあまり気にならないと思います。) PSプリンタをお持ちでないなら、低解像度版があっても使えませんね。 高解像度版はセッターがなければ役に立ちませんから、お早まりなきよう。(笑) >一部ATMフォントでアウトライン化できないものがある >と聞いたのですがそれはモリサワなんでしょうか? 旧バージョンのモリサワなどはアウトラインプロテクトがかかっていまるはずです。このあたりはパッケージで確認するか、メーカーに確認する方が確実です。 最近の製品は(モリサワも含めて)だいたいアウトラインがとれる仕様になっていると思います。 PDFへの埋め込みも最近は可能になっているモノがほとんどだと思います。希にできないフォントというのもありますから、このあたりも合わせて確認した方がいいかと思います。 >また、個人で使うのでも、もう一台のMacにインストールするのはできないのでしょうか? こちらもメーカーによって使用許諾内容が違っているはずですからご注意ください。 モリサワだと1パッケージ1台のみの制限があるはずです。 フォントの仕様は常に改編されていますから、ご自分のMac環境に合わせてご購入を検討してください。 例えば、モリサワからは ●OpenType→Mac OS 8.6~9.2.2/Mac OS X10.0.0以降対応 漸次ラインアップ中。 ●OS X専用New CID→MacOS X 10.2以降日本語環境 Classic環境でのインストールでMacィOS 9.1~9.2.2で使用可能 ●New CID→漢字Talk7.5以降または、MacOS8.0以降(OS Xネイティブでは使用不可) 等が出ていますので、ご使用の環境に合わせて、あるいはOS Xへのupgradeをにらみながらご検討ください。もちろん仕様は「ATM版」相当ということになります。 ではでは。
お礼
ありがとうございます! 理解できました。 ということは、opentypeで済みそうです。 もう少しいろいろ調べて検討したいと思います。 大変参考になりました。