この手の質問が毎回のように、よく出てきます。
簡単でシンプルな質問のように見えますが、実は、とても複雑で根深い問題を抱えている質問だと思えます。
男性は心の奥底では皆、生で中出しするセックスを望んでいるものです。
中には、コンドームをしていれば、いつでも、どこでも好きなだけ射精出来るので、コンドームをしてセックスする方が好きな変わり者いるでしょうが?少数派でしょう。
要するに、根底には「望まない妊娠をさせたくない、したくない。」と言う気持ちがあるからです。
しかし、コンドームを付けてセックスするのは世界的に見ても日本人(世界No1のコンドームで避妊をしているのは香港です。韓国人も多い方です。)ぐらいです。
2012年11月に一般社団法人日本家族計画協会家族計画研究センターが、ジェクス株式会社(ローションの製造・販売会社)からの依頼を受けて『生活と意識に関する調査』と題し、個々人の日常的な性意識や性行動に関する調査が行われレポートされています。
参考URL
http://www.jfpa-clinic.org/data/jex_japan_sex_survey_130701.pdf
この資料の中で避妊に関してもレポートされていますが!
以下、
過去1 年間にセックスを経験している男性 2,705 名、女性 1,589 名に問いかけています。
「いつもする」が男性 45.1%、女性 42.0%、「したりしなかったり」男性29.8%、女性 27.2%、「しない」25.1%に対し女性 30.7%と女性が 5.6ポイント上回っていました。
以上。
そして、どの様な避妊法をしているのか!?
以下、
その殆どは『コンドーム』による避妊法と云えます。
男性は 90%、女性 85%が答えています。
次に多いのが『腟外射精法』です。
男女ともに 23%でした。
ここで注目することは単身者に本法を講じるのが男女共に既婚者より多いということです。
一度結婚を経験し、妊娠も 8 割は経験している人たちです。
避妊に対する意識が甘く、腟内に射精さえしなければよいという考えが多いようです。
この考えは単身女性に『オギノ式』を講じるのが多かったのは自分で守らなければという意識ではないでしょうか?
以上。
この傾向は何十年も前から変わっておらず、セックスを頻繁?にするであろうカップル(未婚既婚関係なく。)の約1/4は避妊せずにセックスしていて、半数弱の毎回避妊している+時々避妊すると回答しているカップルの85~90%はコンドームで避妊していると言う事です。
世界でも類を見ないほどコンドームに依存している国民性ですが、見方を変えれば、それでも半数以上は、毎回か時々、生で中出しのセックスをしていると言う事です。
何故、その様な事をするのか?
説明するまでもなく、皆、生で中出しのセックスがしたいからに他なりません。
要するにコンドームを付けて避妊する事の方が、人として不自然な行為だからです。
これも説明するまでもなく、皆、内心では判っていることだと思えます。
しかし、教育でも「無謀なセックスをしてはいけません。」と教えられ続け、この様なコーナーでも大半の意見が「セックスするなら避妊すべき。」と言われ続けています。
でも、実際に人が妊娠できる仕組みや、その確率を正確に教える人は殆どいません。
まるで、何かを?どこかへ!誘導したいような思惑がある様に思えて仕方ありません。
紹介したURLの資料も、一生懸命ピルを普及させたい団体です。
レポートの端々に、その様な文脈が伺えます。
まるでプロパガンダのような事が行われ続けて、出て来た結果が少子化の問題です。
そして、晩婚化により「卵子の老化」という事実も表面化して来たり、最近では自治体の存続が危ぶまれるようなマスメディアの報道がされ、日本国自体の存続まで危ぶむ発言まで出てきています。
世界で最も信者の多い宗教がキリスト教カソリックですが、その総本山であるローマ教会は教義から避妊を認めていません。
人工妊娠中絶手術を認めていないのは有名ですが、実はピルやコンドームなどの道具?を使う避妊を認めていないのです。
唯一、認められているのが荻野博士が解明したオギノ式避妊方法です。
えっ~オギノ式!?と思われるかもしれませんが、ローマ教会!侮る事は出来ません。
ちゃんと、オギノ式から発展したSTM法で十分に避妊が可能な事を、科学的どこか実証実験で証明してしまいました。
こういった事実を、未だに文部科学省も厚生労働省も国民には説明しようとはせず、躍起になって低用量ピルの普及に力を注いでいるのです。
「男性の方は生でする方がいいですか?」の質問には、実に様々な問題が見え隠れしているんですよ。