「黒服物語」楽しみにして見てます。
AKBだの佐々木希だののファンではありません。
佐々木希も主人公の男も演技がヘッタクソですよね。
でも、これでいいんです。これがいいんです。
私が面白いと感じるのはこの下手くそな演技。
「なんだ?このヘタな演技は(笑)」と笑いながらもついつい引きずり込まれて見てしまう。
深夜ドラマだからこんな感じの適度なゆるさやいい意味でのいい加減さがいいんです。
これがガチンコのガチドラマなら見るのに疲れてしまいます。
前にやってた「信長のシェフ」の演技も「おいおいなんだよこれ(笑)ヘッタクソにもほどがあるだろう(笑)」と笑いながらも、なんだかんだ毎週楽しみに見ていました。
80年代にあった「スチュワーデス物語」や「ヤヌスの鏡」のような東映ドラマを彷彿させるクセになるヘタな演技です。
あと、ストーリーの絶妙なリアルさです。
見ていて「おいおい、いくらなんでもこんなことはないだろう(笑)」とツッコミを入れたくなるような非現実的なセリフや展開と、「いや、でもこんな世界じゃもしかしたら本当にこれに近いことはあるのかも?」と思わせるリアルな設定や舞台作り雰囲気作り。これらの按配が抜群にうまいと思います。
フィクションなんですけどももしかしたら現実でもこうなのかも?と思わせる手法は、ジャンルは違いますがかつてのバラエティー番組「天才たけしの元気が出るテレビ」を彷彿させます。
あれもネタなのかマジなのか分からない、虚構と現実とが入り混じった番組でした。
本格的なんちゃらをうたったドラマもいいんですが、エンターテイメントなんですから楽しめればいいんですよ。
「黒服物語」は十分に楽しませてもらってます。
お礼
回答ありがとうございます。 そういった楽しみ方もあるんですね。 確かに、深夜枠独特のゆるさも魅力なのかもしれませんね。 エンターテイメントの一つとして楽しみたいですね。