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20年前のロードバイクは乗れますか?
最近ロードバイクに興味が出てきたので、友人にその話をした所、丁度友人の会社の方が、昔購入したきり乗ってないロードバイクを譲ってもいいと言ってくれているとの事でした。 ですが、どうやら約20年前に買った物らしく、乗っても大丈夫なものか私では判断出来なかったので、こちらで質問致しました。 細かなスペックは不明なのですが、下記のような事でした。 ・20年前に30万位で買った ・その方の奥さん用にと買ったので女性用だった筈 ・昔はメンテしていたが今はしていないので錆びているが、一度メンテをしたら乗れるようになる(との事) ・当時少し乗って、後は乗らずに置いてあった ・オールアルミフレーム ・ガレージ保管していた だそうです。 老朽化して乗れない程ならやめておこうと思うのですが、メンテナンスをしたら乗れそうであれば、頂こうと思っています。
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- マレンヌ(@Marennes)
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NO.2です。補足です。 接着のアルミフレーム~90年代ぐらいまでが多く、メーカーもかなり限られてます。古典では(VITUS、ALAN等)。他には対象外でチタン・カーボンなどの接着方式メーカーは(look、TVT、TREK等)。混在の時代ですネ。 (90年代前半に現代のアルミ溶接:tig溶接がマウンテンバイクの影響も含め多くなってます。) 見分けはパイプの接続に差し込みの金具が使われてる事です(ラグと言います)。溶接の場合は溶接跡が残っているのが殆どです(一部スムーズに綺麗に仕上げたれてるモデルもあったけど凄く高い)。 NO.3さまの仰る通りで、接着の強度維持は現代?ですが、ユーザーで大事に乗っている方はいらっしゃいます。以前のお仲間さんでALANという80年代製のモデル(当時のレースモデル)を乗ってました。もちろん現存してますが、経年の影響は余寿命含め判断つきかねるのでクラシックカー扱。もし接着フレームの場合はよりフレームはよく観てもらった方が良いです。 90年代はキャノンデール他アルミ溶接が主流になってきてイメージが溶接だったので、解説不足でした。 失礼しました m(__)m
私も同年代のアルミフレームのロードバイクに乗っています。 この頃のアルミフレームは溶接で接合されておらず、ラグとアルミパイプを接着剤で留めており、経年劣化により接着が弱まることがあるのです。 立ち漕ぎしてフレーム(クランクやシートポストあたり)からギシギシ、ミシミシ音がするようなら乗ることは避けた方が良いです。 ギアはフロント2段、リアは7段かな。ハブは今のものとサイズが異なるので、リアディレーラーやホイールを交換するには厄介かも。錆びたパーツやフロントディレーラーでしたら、今の物と交換できますら問題ありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 実際乗られてるとは、とても参考になります! 接着の点、知らなかったので助かりました。確認しようと思います。 今と規格が違うから、整備は少し大変そうですね。 状況次第で乗れないことは無いようですので、まず頂いて色々確認しようと思います。
- マレンヌ(@Marennes)
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はじめまして。拙い知見ですがよろしくお願いします。 愚例ですが、古い自転車(50年ぐらい昔から現代含め)を自分でもレストアや再組メンテして乗ったりしてます。また貴方のようなご事情でメンテナンスに出すお客さんを馴染みのショップでも時折見かけています。 (用途は日常公道の一般でサイクリング的とし、レースなどではもちろん使用しない趣味性としての自転車) 結論からですが、体に合ったフレームサイズの判別と、体にあわあせたフィッティングが出きる、ロードバイクの分解整備組立が出来るショップへ相談される、譲り受けたら全体を見てもらう必要がありますし、現状乗りだしは実車を見てないのもありますが、ほぼ安全には乗れないと思います。メンテナンスを進言します。 タダで頂くのはご自身次第ですが、その後の対処には前記を必ずご考慮・実施ください。 ちなみに、体に合わない自転車は無用の駄物です。乗って辛くなるのはご自身であることをご留意下さい。 ご事情からですが、数点確認・問題?現実を考えてのアプローチ・・・ (1)自転車サイズと体型とのフィッティング ご友人と貴方で体格は似てるでしょうか?極端に違うのは先ず無理です(一番に身長・股下長さ、他は腕・体の柔らかさ等)。 体格に合った自転車(フレームサイズ)となるか?また、ステム(ハンドルの軸で突き出し部分)やハンドルを交換すれば合わせられるか?フレームが使えて、部品(ハンドル軸のステム等)の交換パーツで対応出来る時、パーツには規格があるので、それに見合ったモノでないとできません。そうしたパーツ固有の確認も調整時に必要。 もしフレームが体格に合うサイズか?を事前に知りたい時は、自転車店に伺うと、フレームで目安となる図る部分(ジオメトリーと言います)を教えてもらえるでしょう。 http://www.qbei.jp/info/bicycle-maintenance/1513 http://allabout.co.jp/gm/gc/207651/2/ 判断の一番基礎は『シートチューブ長』『トップチューブ長』です(各ホリゾンタル寸法)。 (2)自転車の健全性の確認と必要部分のメンテナンス ガレージ保管ですが、いつも片側が外気開放で雨風が年中吹き込むような場合では、想った以上に痛みが出ます。 一番の問題はフレームです。基本的に室内や風雨にさらされない環境で多湿でないならば、放置して得ても滅多に腐食はしないです。ただ、過去の走行でぬれた路面等走っている場合等は呼び水となり部品との嵌合で腐食を誘因させる事あります。 (鉄は一般にじわっと錆びが広がり深くなっていきますが、アルミは種類によってピンホールのように細く深くサビが進展する) 部品類ですが、過去のメンテナンスがどの程度か?にもよりますし、最後の時からの経年もあります。購入時以降全く交換していない消耗品があれば、ほぼ確実に交換要です。 先ず各部分の回転・摺動部分のオイルが劣化しているのは勿論、樹脂類の劣化は見た目以上です。 各部品のベアリング内のグリスも固着してたり劣化もあります。チェーン等も劣化してると想定します。パーツ自体が痛んでいる場合は、代替え交換ですが、当時のタイプに合うパーツでないとうまく作動しないので、判断や部品の検討にはショップの知識も必要です。 そして、消耗品:ブレーキシューや、グリップ、変速・ブレーキワイヤー類はアウター(外側)とインナー(ワイヤー部分)とも劣化してます。乗っていて切れたらノーコンでノーブレーキになり兼ねない・・・。 タイヤ・チューブも交換でしょうし、ハンドルのバーテープ、サドルが痛んでいる(またはお尻に合わない)場合は交換となります。他にはペダル(ヴィンディング)を現代の貴方の仕様にあわせることでしょうか(フラットペダルの場合は別です)。 車両の現状を見ないと、プロも普通に話しだけで乗れるとは言わない・・・メンテナンス費用も含めたトータル診断をお願いすることになります。 (フル分解して全部整備は、ショップによりけりですが軽く数万円はかかります) 20年前で30万円とは結構高いな?と思います(もちろんもっとスゴイのありましたけれど)。 でも出来れば最初よく観察して、フレームサイズを仮測定(スケールで可)でショップに相談されてはと思います。そうした事情でない場合なら廃棄覚悟で頂いて、乗れるかどうか?チェックされるのも一手と思います。もし気に入ったフレームならばなおさらです(用途でレースなどなら現代の方が良いです。練習用にはなる)。 折角ロードバイクに興味を持たれてるところですが、安全に楽しく乗るにもステップがあるので、ご理解ください。 長文愚答ですが、参考になれれば幸いです m(__)m
お礼
とても詳しく解説して下さり、ありがとうございます! リンク先も仕組みが分かりやすく、勉強になりました。 そうですね、内部的な物もあると思うので、ショップにチェックをお願いしようと思いました。 整備しても、新車購入よりはよっぽど安く済みそうなので、乗れないにしても、引き取ろうと思いました。
知り合いがそういう自転車に乗っています。 フレームはクロモリ(だと思う)のオーダーですが。 メンテで十分再使用可能で、現在乗り回しています。 ただ、知り合いの場合は元が自分の自転車なのでサイズの問題がありません。 あなたの場合は、その自転車が自分のサイズに合うかどうかというところではないでしょうか。 でも、質問内容から判断するに、これから自転車を始められる方でしょうか? だったらサイズに神経質にならなくてもいいように思います。 部品を交換すればサイズの問題はかなりクリアできるのではないかと。 もらって損はないように思えますが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 実例があるのは、とても参考になります! お察しの通り、初心者も初心者です。 サイズが重要なのは、何かで見た事がありました。 乗る事に問題はなさそうなので、取り敢えず引き取って、自分に合っているかみてみたいと思います。
お礼
ご丁寧に補足して頂き、ありがとうございます。 丁度、色々新しい物が出ていた頃たなんですね。 楽しく勉強させて頂きました!