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キジバトのリリースについて
- キジバトを保護した2週間の成長とリリースの心配事
- 寒い時期のリリースの適切さと水の摂取方法に関して
- 飛び方の状態とリリース時の安全性に関して
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質問者が選んだベストアンサー
私は、キジバト成鳥の保護の経験自体はありますが、ほんの数日のことでしたので、下記のような悩みがありませんでした。ですが、サイトのご紹介 などはできるかと思いますので、お邪魔致します。m(_ _)m ● > (1)これから寒い時期に入っていきますが、今の時期に > リリースして大丈夫でしょうか?住所は東京多摩地区です。 最近、急に寒くなってきましたので、悩ましいところですね。ただ、放野されるのであれば、季節的には、この時期がもうギリギリなのでは? と推測致します。これを逃して翌春となると、それまでには、質問者さまのキジバトさんがペット化してしまわないか と…(これについては、質問者さまのご対応次第ではありますが)。 ● > (2)餌は床に落ちたものを見つけて食べていたことがあるので、外でも大丈夫だと思うのですが > 水は口元まで持っていかないと飲みません。ずっと豆乳でふやかした鳥の餌を > あげていたせいか、水だと不満そうな感じです。こんな状態でリリースしても > 水を飲めなくて死んじゃうんじゃないかと心配です。 上記については、現状 → いきなりの放野 ではなく、放野前に 野生に近い状態に慣らすための順化期間を段階的に設けるべきに思いました。この「順化期間」は、水/豆乳の問題だけでなく、餌(の種類)や温度、日長(点灯・消灯時刻も)などについても同様で、野生の状態でも戸惑わないまでに 事前・段階的に自然状態にまで切り替えて・順化させておく必要があるかと思います。 例えば、水/豆乳については、キジバトさんの「水だと不満そうな感じ」が払拭されるまで "水慣れ" させてからでないと、確かに、ご懸念の「水を飲めなくて死んじゃうんじゃないか」などの危険性も 皆無では無いように思います。 元々、鳥は、幼い頃の経験から、食べられるものの見分け などの学習をしていると思われます。質問者さまのキジバトさんの場合には、保護のタイミング的に、その経験が不足している可能性も考えられますので、それを補わずに 現状 → いきなりの放野 は オススメ致しかねます。 ● > (3)飛びたいのかと思い公園に連れて行っても、足元に座り込んじゃうだけで > 飛びません。離れようとしても追いかけてきます。この状態でリリースしても > 猫に食べられちゃいそうで心配です。 上記の「足元に座り込んじゃうだけで 飛びません」は、キジバトさんが 質問者さまに甘えてそばにいたがるのか・野外が怖いのか・飛翔能力がまだ充分でないのか、何なんでしょうね…。「飛び方は下手ですが家の中を所狭しと飛ぶようになってきました」「離れようとしても追いかけてきます」とのことですので、質問者さまに懐いてそばにいたいのが、原因としては最も有力か? と推測致します。 上記の状態では、「猫に食べられちゃいそうで心配」なのは、よく分かる気が致します。ただ、これについても、上記のキジバトさんが「足元に座り込んじゃうだけで 飛びません」の原因を突き止めた上で、"一鳥立ち" できるように順化させて備えるしかないように思うのですが…。 ● 今回の質問者さまのご質問3項目への回答としての代案です。 1)レスキュー&育て方 放野するときの注意点 (すずめっ子クラブ) ↑ スズメを主にするサイトですが、野鳥の保護一般にも有益な情報が豊富です。 http://asterisk-web.com/sparrow_club/resq/3_7c.htm 2) 行政の野生鳥獣保護窓口 (獣医師広報板) http://www.vets.ne.jp/wild/pc/ 3)鳩レスキュー&リリース ↑ ハトの保護&放野に特化した掲示板のようです。 http://pigeonrescue.bbs.fc2.com/ 4)鳩の保護~リリースまで ↑ 上記引用3 のサイト主さまのブログのようです。 http://ameblo.jp/pigeon-rescue/ 上記引用1 には、「専門科にまかせる方法もあります」(原文ママ)として、「県によっては自然保護施設や野鳥園、動物園などで野生生物を保護しているところもあり、ケガをした野鳥を施設で育てたり、里親さんにあずけて育ててもらった野鳥を野生にもどすといった活動をしています」(原文ママ)とあります。「こうした甘えん坊の野鳥の場合、里親さんから離して自立させるためには、県の施設などにあずけて放野してもらうのが一番良い方法のようです」(原文ママ)ともあります。 そこで、各都道府県には野生鳥獣保護窓口がありますので(上記引用2)、今回の質問者さまのご質問3項目について、質問者さまのお住まいの地域の当該窓口にご相談頂くのが 近道かと思いました。場合によっては、ご質問3項目への直接的な回答を頂ける以外にも、前述のような「親さんにあずけて育ててもらった野鳥を野生にもどすといった活動」をしている施設を ご紹介頂けるかも知れません。 また、ハトの保護&放野をしておられる方のサイト(上記引用3、4)がありましたので、ご参考までに 貼付致しました。 「これから寒い時期に入って」いくこと(今 or 翌春 の選択が…)、放野までには順化期間を要するであろうこと、「長く家で育てるほど自然に帰すのはむずかしくなります」(上記引用1 の原文ママ)などの兼ね合いから、季節的にもう少しの余裕があれば… というのが、正直な気持ちです(「今 放野して、あとは本鳥の運命に任せる」との意見もあるにはあるでしょうが…)。季節(寒さ)については、順化に時間を要して 季節的に間に合わないようであれば、翌春 となるのでしょうか…。 (質問者さまだけでなく)こちらまでが悩んでしまうような状態で恐れ入りますが、ご質問3項目について、思うところを申し上げました。m(_ _)m 今回引用のサイトは、全てよそさまのサイトです。ありがとうございます。m(_ _)m 長文失礼致しました。 ご参考まで。
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- r5305
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私はキジバトを卵から成鳥まで育てたことがあります。 口を大きく開ける小鳥と違ってエサやりが難しいのですが、よくそこまで育てましたね。 1、キジバトは真冬の東京にもたくさんいます。気温的には問題ないでしょう。 2、水に関しては、おそらく、のどが渇けば本能的に水をごくごく飲むと思います。 うちのキジバトもエサをすりつぶして牛乳に混ぜてやっていましたが、水もごくごく飲んでました。 あるとき、体がエサで汚れたので、温水で体を洗ってやったところ、洗面器のお湯をゴクゴク飲みました。水を前にすれば飲むと思います。 3、そばにいるのは、あくまで質問者さんが親であり、人の姿に慣れているからで、見慣れない他の動物が近づけばあわてて飛んでいくと思います。 うちのキジバトも慣れて、野外でも手乗りで逃げず、数週間かけて訓練して自力でエサ取りできるようになりましたが、あるとき、車が近づいた瞬間に飛び去ってしまいました。(それが別れとなりました) 野生の状態では、巣立ちしてある程度の期間は、親にエサをもらいながら自立の学習をしますから、放鳥前の学習期間が長いほど、放鳥後の生存率が上がると思います。 あるいは、ベランダなどで鳥かごに飼うなどしたのち、そこで放鳥すれば、ベランダに戻ってくるかもしれません。それができれば、ベランダにエサを置けば放鳥後も安泰でしょう。 ただ、ドバトはこれができるのですが、キジバトで同じようにいくのかわかりません。 あと、ハトが集まると近隣の苦情もあるので、その問題も・・・ では、グッドラック。
お礼
お礼が遅くなってしまいすいません。先日より訓練をはじめてみまして、なんとか水を飲めるになってきました。遅くなればなるほど、自然に適応しづらくなるでしょうから、頑張ってみます。
お礼
詳しいご回答どうもありがとうございましたm(_ _)m。 そうなんです。色々考えると悩ましいことばかりなのです。 さしあたり、明日にでもご紹介頂いた相談窓口に確認してみたいと思います。 いい方向に行くといいのですが、、、