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セレクトショップについて疑問と愚痴
- 最近高い服を買いに有名セレクトショップに行ってみたががっかりした。
- 値段ばかりが高く、置かれている服の品質が思っていたよりも劣っている。
- 購入する価値がないと感じ、ネームバリューに騙されているのではないかと疑問を持っている。
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質問者が選んだベストアンサー
セレクトショップはもともとは文字通り、バイヤーが世界中からお洒落な服を「セレクト」し、 それを日本に輸入して売っていたのですが、それだけでは儲からないので、 利幅の高い「オリジナル商品」を開発し、売るようになったのです。 ところが、比較的手頃な値段のオリジナル商品が売れるものだから、 だんだんとセレクト商品の比重が減り、オリジナル商品が増えて現在に至ります。 昔の「セレクト」ショップ時代にお洒落なイメージがついていますし、 商品構成やレベルもピンキリ。本当に上質なものも置いているので、ブランドイメージを維持しながら、 オリジナル商品を同時に売るというなかなかうまいビジネスモデルです。 セレクトショップのオリジナル商品と言っても値段に幅があって、B&Yやジェットブルー、グリーンレーベル といった(比較的)廉価な商品のクオリティは著しく低いと思いますけど、 Beams F等価格帯の高い商品の中には、インポートものを凌駕するような商品もあると思います。 トゥモローランドなんかも上質なオリジナル商品を置いているのではないでしょうか。 インポートものはファクトリーブランドが多いので、普通の人はあまり知らないかもしれませんが、 その筋ではかなり有名なものが多いと思います。もちろん値段は現地の値段の1.5倍ですが、 輸入にかかる経費や関税、プロモーションに掛ける値段を考えたら、まあ妥当な範囲内かと。 フィナモレの3万のシャツは現地で買えば2万くらいです。 海外からの直接輸入は私もよくやっていて、靴や手袋なんかは海外から直接買ったほうが圧倒的に安い(安かった)。 ここ2年ほどは円安の影響もあり、昔ほど旨味は無くなりましたが、円高の時は靴なんて4割引でした。 革手袋なんかもシップスや伊勢丹で2万以上で売っているイタリアのものを去年個人輸入で送料込みで8千円で買いましたし。 ラルフローレンやカルバンクラインは富裕層向けと大衆向けに完全にラインを分けてますね。 高級デパートで富裕層向けの店舗を構える一方、大衆向けの専用品をワゴンで売っています。 日本でもアウトレットにあるラルフローレンショップはほとんどアウトレット専用品で品質を落として生産してます。 CKに至ってはオンワード樫山のブランドになっており、本国のカルバンクラインとは何の関係もないと思いますね。 洋服はもともと西洋が発祥のものなので、日本人はどうしても「海外もの」に弱い。 一方で逆にコムデギャルソンはパリで買う方が日本で買うより高いという逆転現象もあります。