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子どもの前で金の話をするべき?その理由は?
- 子どもの前で金の話をするべきなのか、その理由を考えてみました。
- エロい話をするのは青少年育成のために避けるべきだと言われていますが、金の話はどうなのでしょうか。
- 日本の金融教育が遅れているため、子どもに金の話をきちんと教えることは必要かもしれません。
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避けるべきなのは「欲」の話であって、「金」の話ではないでしょう。 金は欲を数値化する簡単な方法なので誤解されがちですけど、金=欲ではないですよね。金は「手段」であって「目的」ではない。 「金こそ幸せを示すステータス」って拝金主義的な話を聞かされて育った人と、「恩は単純に金に換算できるものではない」なんて事を聞かされながら育った人、さてどちらの方が「他人に好かれる人、友達にしたい人」に育つ可能性が高いと思いますか? また、早くから金を使う事を覚えると打算的な生き方に傾きやすいもの。お手伝いしたら10円あげるって子供にやってると、じきに御駄賃あげないと家事手伝いすらしなくなる。単純ですよね。 さらに、「対価として金を払っているのだから給食や外食でゴチソウサマを言う必要はない」なんて考え方も情操教育にいいとは思えませんし、「○○さん、明日こそ給食費を持ってきてください」なんてのをホームルームで他の子の前を狙って言う必要のない話。 そういった事が、「金の話を子どもの前でするな」って理由にあがるじゃないですか? 一方、「お父さんが一生懸命働いて会社からお金を貰ってきてくれるから、美味しいご飯が食べられるんだよ。ありがとう、お父さん」なんてのが、「避ける意味のない」金の話です。お金の意味と大事に使う事の意義については子供のうちから示していくべきでしょうね。 >金儲け=いやらしい、みたいに思ってるアホな人多い それは金融教育が遅れてるからではない。 使途不明金を指摘されて号泣して説明責任を果たさない議員が海外にまでニュースとして報じられたように、「善い事に金を使う」ことよりも「悪い事に金を使う」事の方がニュースバリューがあるって現実のせいでもある。おかげで、金持ち=裏で何しているか知れたものじゃないなんてイメージが定着してくるし、金が無いことが「負け」とまで言われるようになっている。 ま、都心で高価な調度を備えた自宅に住んで華やかな衣装を着た芸能人が安くない出演料を貰ってチャリティー番組で「恵まれない人々に愛の手を」なんて呼びかけてるんですから、「金の使い方」の教育ってのは資本主義の中では難しいですわ(笑) キリギリス的なアホも多いですし、迂闊な金融教育しちゃうとFXや先物で破産してナマポにたかろうという若輩が増えるだけかもね。