- 締切済み
Mcintosh MA230 プリメインアンプ
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
みんなの回答
- 五十嵐 正(@ohhTokyo)
- ベストアンサー率47% (37/78)
ケミコン劣化の性質を、交換するかの判断材料に書いておきます。 ケミコンは、何年も使わないで放置すると、電極腐食が始まって 劣化が急速に進む、始まったら止まらない、と言われています。 パソコンでも電子機器でも同じことで、機器を使わず放置しても、 最低1年に1度は電源を入れ、実働したらすぐ切ってもいい、 それがケミコンの長もちになる、とも聞きます。 実験などで確認していませんが、ほぼ定説で、このことはあまり 知られていないようです。 通常の常識とは逆の性質です。 アルミケミコンのほか、タンタルケミコンでもほぼ同じと聞きます。 ケミコンの寿命5年間と言う説もききます。 これはコンデンサー メーカーの言い分と思われます。実施には10年も20年でも耐える ようですが、いつダウンするかはメーカーの責任外、ということかも しれません。
- adenak
- ベストアンサー率34% (180/526)
プッシュプルアンプはハムに強いです。(多極管は特に)現在ハムが感じられないのであればそのままでの使用をお勧めします。 しかし、プリ部の電源はメイン部と同じ系統で更に何段かのフィルターを通してリップルを十分に減らして供給しています。電源部のコンデンサーに異常が発生した場合には盛大なハムが出る、場所によってはプリ部に電源がいかない、音が出ない、コンデンサーが爆発する(防爆構造になってますので一応は大事故にはなりませんが悪臭が漂う等があります) そこまではいかなくとも、プリ部の方がリップルに弱いので、気になるハムが出る様になったら交換ですね。 回路図見れば判ると思いますが両波倍電圧整流後チョークコイルと抵抗でフィルターを構成しています。電源オン直後真空管が動作するまで過電圧が掛かるコンデンサーも有りますが、一次側にサーミスターが入っており電源オン直後の電圧を低下させてそれを防いでいます。
お礼
ありがとうございます。参考にさせて頂きます。
- 五十嵐 正(@ohhTokyo)
- ベストアンサー率47% (37/78)
回答#5です。 技術的に大事なことなので補正しておきます。 ケミコンの容量抜けというのは、言っては悪いですが不可解です。 自己回復型のコンデンサーでなければ、容量が変化するような異常が起きたときは内部放電で短絡し破損・使用不能となるのが普通です。 ハム音が出ていなければ、容量ヌケは誤診か測定エラーかもしれません。 質問1、2の番号は私が勝手に付けたのでお詫びしますが、質問が 二つあったので、分けて説明したかったためです。 最初の質問は「音質的にかなり影響は」でした。答は「殆どなし」ですが、その文中「f 特性」は、御存知 周波数特性のことです。念のため。 次の質問は「どういった数値のコンデンサー」でした。答えは「前のと同じか大きめに」で、大きければかまいません。 答えの2行目「ハム音 - - 方向」の箇所「減少」は「現象」と読み替えて下さい。 その下「以下の以前の数値と同じか」は「下記の、以前の数値と同じか」の意味です。 陳謝
お礼
ありがとうございます。勉強になりました。参考にさせて頂きます。
- 五十嵐 正(@ohhTokyo)
- ベストアンサー率47% (37/78)
Mcintosh とは懐かしい名前です。 質問1.について 電解コン(ケミコン)は、多分、電源の平滑用と思います。 出力管の内部インピーダンスが低い場合は、例えば内部抵抗が 300オーム(管名忘れましたが6CA7 だったかも)の出力管では、 電源回路に使っているケミコンでも、出力音の低音域が出にくく なります。これは電源から出力管を回遊する電流回路にケミコンの 抵抗要素分が幾分か高くなるための現象です。 807や2A3などの通常の出力管では内部抵抗がキロオーム単位なので f特性への影響は殆ど考えなくて大丈夫です。 質問2.について 電源だけを考えれば、ケミコン容量の減少は、電源周波数のノイズ ハム音が大きくなる方向の減少が出ます。 どういった数値のケミコンが良いかは、ケミコンの横腹に表示して ある定格値と同じか、マイクロファラッド容量が以前よりも大きめ なら安心です。 必要な数値=定格値は、以下の以前の数値と同じか大きめが必要です。 使用電圧/定格電圧、 定格容量(μF)、 詳しいことは、オーディオショップ(例:新宿オーディオ ユニオン店) で親切に教えてくれる筈です。
お礼
ご丁寧にありがとうございます。数本数値が完全に見えない状態です、、、、笑 オーディオユニオンさんに聞いてみます。ありがとうございます。
- adenak
- ベストアンサー率34% (180/526)
http://akdatabase.org/AKview/albums/userpics/10004/MA230%20Schematic.pdf これを参考にして下さい。容量、耐圧等判ると思います。交換する時の参考に。耐圧は同じかそれ以上の物を使用してください。大きさは解りかねますが大体直径35mm位と思います。
お礼
ありがとうございます。参考にさせて頂きます。
- qann
- ベストアンサー率40% (223/546)
>へぇ~~、4本とも容量が半分以下ですかぁ、珍しいですねぇ。 私も#2さんの解答を支持します。コンデンサの容量計測は 難しいことはないですが、専用の測定器を持っていて、一旦 端子の片側リードをはずさないとできません。この面倒な 作業をその詳しい方が本当に行ったかどうか甚だ疑問です。 さてここからが本来の解答になります。もしも上記の計測を 正しい手法で行って本当に容量が不足していたらどのような 影響があるか、ですね。 真空管では段間の結合コンデンサにこんなに大きな物は 使うはずがないので、写真は電源のフィルターでしょう。 ここの容量が足りなくなるとリップルがでます。つまり 信号に雑音がのります。また瞬間的に大音量が出た時、 その瞬間だけ電圧降下が起こります。 交換の方法は#2さんが詳細に説明しているのでここでは 割愛します。 ここのサイトでもアンプの電解コンデンサは5年も使えば 容量が抜けて交換が必要、などという書き込みを時々拝見 いたしますが、あれはあんまり信用しない方がいいですよ。 どうも「電解コンデンサは消耗品」という言葉がひとり歩き しているみたいですから。
お礼
ご回答ありがとうございます。知人はその道の人で裏側を開けリード線を外し一個一個LCRメーターにて計測しておりましたのでたぶん間違いはないと思います。 とりあえず以上がなければ交換はしなくて良さそうですね。 ありがとうございました。
- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4188/8705)
はじめまして♪ へぇ~~、4本とも容量が半分以下ですかぁ、珍しいですねぇ。 私の技量では、コンデンサー容量なんて、とてもじゃないが正確に測定なんて出来ない。 根本的に、全くコンデンサーの役割をしていない、という場合にしか、はっきりと交換が必用って思わないのです。(笑) McIntoshの実物を観察した事が無いので、なんとも言えませんが。。。 管球アンプが一般的だった時代の製品では、1本に見えるコンデンサーも、実は違う容量の物を複数収めたパーツ、という場合が少なく在りません。(まぁ、端子が2つしか無いなら、複数では無い、と考えても良いでしょう。) 基本的に、どこかに「耐圧」「容量」の表記があるはずです。 磨いちゃって表記が消えたり、単に耐熱用のカバーで覆われていたり、という事で表記がワカラナイ、という事もあり得ます。 ちょっとした動作バランスの崩れで、一瞬で壊れてしまいやすい半導体アンプなら、大雑把な使い方は避けたい所ですが、管球アンプならば実際の動作において問題が無いなら、あまり気にしなくても良いと思われます。 (一応、各部の動作電圧が基準値に近い事は確認しておきましょう。1~2割り程度の違いは誤差範囲ですよ。) 半導体アンプの電源部では、コンデンサーの容量を巨大化して運用する事が多いのですが、高電圧/定電流(つまりハイインピーダンス回路)の管球アンプの場合、想定容量より巨大な容量のコンデンサーを用いますと、メリットよりデメリット(場合に依っては破損)の方が可能性は高く、基準と同じか多少容量が少ないくらいの方が良い、なんて事もある。 ハムやリップルなどの影響が出ていないのなら、あれこれイジリ過ぎ無い方が良いと思いますが、いかがでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。やはり古いものですので4本とも完璧ではないのですね。角度的に表記部が見えないためわかりませんでした。今のところは動作には特に影響のないような感じです。ハム・リップルは出ていないのでこのまま様子を見ることにします。 ありがとうございました。
画像からは、電源周りのコンデンサーの様ですが、使用されている 部位が判らないので、お望みの回答は難しいです。 どの様にして、コンデンサーの容量を測定されたのでしょうか? 私の拙い経験では容量が半分になっているのに出会った事が無く、 内部のショートで破裂するか、容量抜け出で「ゼロ」しかないのですが。 音楽再生で違和感がなければ良いのでは、と思いますが・・・ 役に立たない回答でスイマセン。
お礼
ご回答ありがとうございます。 このまま様子を見て見ることにします。 また何かありましたらよろしくお願いします。
お礼
ありがとうございます。参考にさせて頂きます。