- ベストアンサー
写真みたいな絵が描けるようになりたい
写真みたいな絵が描けるようになりたいです。 基礎がなっていないせいか顔と体がうまく描けません。なので基礎が乗ってるお勧めの本を教えてください。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
写真みたいな絵=精密に描かれた写実的な絵画、を指すのでしょうか。 写実の中にもいろいろあって、写真を撮ったときとピントのぼやけなども再現した絵画もあります。 http://www.goethe.de/ins/jp/lp/kul/mag/bku/ja8112607.htm http://matome.naver.jp/odai/2130466639495972801 上は、ドイツ人画家のゲルハルト・リヒター。絵画では「フォトリアリズム」などの様式を確立し、政治的な批判性なども富むドイツ現代美術における至高の存在と言われています。 下は、アメリカのチャック・クロース。ポップアートなどの隆盛と並び、「ハイパーリアリズム」という様式を生み出した、超絶技巧の画家です。 写実絵画であれば、デッサンの基礎力を上げるのが正攻法ですが、上記に挙げた現代作家などは、写真そのものを模写する作風で知られています。彼らのような場合、写真に格子状のマス目となるような線を引き、キャンバスにも同じ比率でのマス目を描くなどして写真を手作業でトレースしていくこともできるので、定説化している「デッサン力こそ写実絵画のすべて」のような考え方を、そもそも持っていません。 また、写真などをプロジェクターでキャンバスに投影して、線を写し取るといった方法も考えられます。 実は、古典的な写実的風景絵画も、描きたいモチーフとなる景色の見える場所に暗室にできる小屋を建て、小屋全体をピンホールカメラ(http://web.canon.jp/technology/kids/experiment/e_04_02.html)とし、風景の形をトレースする、などの方法も取られていたそうです。 今でこそ、絵画やアートは科学と同列にはされていませんが、中世の西洋では、画家や彫刻家は科学者的な存在でもあったので、さまざまな方法を駆使していました。 日本人は、とにかく職人的な気質なので、デッサンという修行のようなものばかりを至上としますが、これは日本において定説化されたものに過ぎず、おぼつかない基礎力でも、機転を利かせるなり工夫次第によっては、「写真のような絵画」を描くことは可能です。 余談ばかりになってしまいましたが、いちおうデッサンの基礎などとしては、下記のサイトが詳しいか、と。書籍なども紹介されています。 http://dessin.art-map.net ただ、デッサンだけでなく、油彩や水彩など、絵の具の使い方も重要になってきます。 こればかりは、油絵のセオリーとなるような本を見てもしょうがないので、やはり、美術館やギャラリーなどで多くの作品を見て目で学び、自分なりにいろいろと工夫してみる方がいいかと思います。 トラックなんかに絵を描く板金屋さんも、デッサンがおぼつかななくて多少ダサい感じになっていますが、エアブラシなどで写真のように描く技術は高かったりしますから、絵画作品にこだわらずとも、参考となるものは世の中にいっぱいあるように思います。
その他の回答 (2)
- もこ猫ミクにゃん(@miku-chi)
- ベストアンサー率31% (3132/9930)
デザイン・美術系の専門学校のイラスト科を出ております。 リアルイラストの授業ではじめのうちは写真をトレースしてました。 薄く輪郭を写して、後は元の写真をよく見ながら化粧を施すように塗りこみます。 慣れてから目視での模写でしたが。。。 お勧め画材はパステルです。 多少デッサンが崩れても輪郭を強く描かないで、ぼやかすだけでそれっぽく見えてきます。 そういえば昔見たスーパーリアルイラストの描き方の本では写真を投影してトレースして描いていました。 残念ながらその本のタイトル等は失念してしまいました。。。
- gaspan_asobi
- ベストアンサー率22% (176/787)
人体模型や骨格筋肉の本を見てください、絶対比率とか書いてあります。 まあ本でうまくなるようなことはありません。 クロッキーやでっざん1ヶ月1000枚は書く努力がないと無理ですよ。