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雪の大谷
立山アルペンルート(大谷・室堂)に作られた、「雪の壁」は、融け始めるとどうなって行くのでしょうか、 途中(6月とか・7月)で崩れてしまうことはないのでしょうか
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「雪の壁」が出来るくらいの量ですから,その重さは想像もつかないくらいになるはずです。 雪の大谷(美女平)の途中にある山小屋の柱が,雪の重さで全部撓ってしまっているのがわかるくらいと言われても,やはり,たぶん,そこにかかる重量は想像出来ないでしょうねぇ・・・。 とにかく,ものすごい重さがあるため,かなり圧雪されてしまいます。 降ったばかりの雪をスポンジケーキに例えますと,そのケーキを上から体重をかけて潰したのと同じことになると考えてください。 それだけ固められたもの(もう,ほとんど「一枚岩」と同じなんだそうです)が,溶けることで崩れ出すことはないそうです。 ただし,スキーヤーが落ちた場合は別らしいですが,そのスキーヤーがぶつかった壁の部分の破片がパラパラと落ちる程度らしいです。(スキーヤーが落ちるというのは,飽くまでも噂ですよ) また,表層部ですが,確かに,ここには重さがかかりませんが,太陽からの熱で一度融雪し,その後,カチンコチンに氷ってしまいます。 そのため,再び太陽熱によって水になることはあっても,崩れるようなことはないと思います。 そうそう,この雪の壁には,地層のようなものがあるそうです。 表層が一度溶けて固まったあと,そこに次の雪が降り積もるため,そのようなものが出来るのだそうです。 そのため,圧雪部分と氷の地層が出来,溶ける際には,圧雪部分が早く溶け,氷の部分がそれよりも遅くなるとのこと。 物理学的にどのように作用するかは知りませんが,この現象も雪の壁の崩落を防ぐ一因になっているそうです。 雪の壁の溶け方ですが,これは,No.3のKon1701さんが書かれているとおりに考えていただければ良いと思います。(低くなる割合に比べ,道幅はあまり広がりませんが・・・) でも,除雪方法が違うようですよ。 だって,広いところ(例えば,駐車場など)は「ブルドーザー」を横に数台並べて拡げていますが,道路は「ショベルカー」で道を掘り出しています。(そのため,除雪作業を開始してから開通するまでに時間がかかってしまうようです) 掘り出す際に出た雪は,何トンにもなるため,ダンプカーで運び出すようですよ。 そうしませんと,つまり,壁面上部に積み上げてしまいますと,そこから落ちてきた雪があれば,作業をする人が大変危険になるのだそうです。 もし,そのとき,バスがいたら・・・例え,少量の雪でも,バス,潰れちゃいますし,もし,人が歩いていたら・・・。(怖くて書けません) 第一,通常の除雪車で,あの高さまで雪を吹き上げられるものはないはずです。(今年は,16m・・・低い方ですね) ですから,「除雪などで積み上げた部分で少し崩れること」はあり得ないそうです。 積み上げた雪がないわけですから,まぁ,当たり前かな。 ついでに書けば,この除雪作業をする人たちは,毎年同じ富山県内の「土木作業」を専門にやっている人たちだそうです。 以上のことから,雪の壁が崩れることはないと言えるようですよ。
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- Kon1701
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雪の壁の融け方ですが、これは雪が低くなるにつれて道幅も広くなってゆく、と思えばよいでしょう。 壁が崩れること、ないとはいえませんが、少ないと思います。 除雪などで積み上げた部分で少し崩れることはあると思いますが、小さな雪が落ちる程度でしょう。平地の除雪などでもこんな感じですから。
先週、行ってきました!! やはり、「雪の壁」の時期は今ですね!! 前回行ったときは(2年前)、5月の下旬(28日頃)には雪はほとんどとけていました。 とけてなくなる って感じなので、崩れる?ってことはないんじゃないでしょうか?
- machiko-maron
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毎年アルペンルートが開通する4月20日~6月下旬頃までは、美女平~室堂間を走る高原バスの車窓から迫力ある巨大な雪の壁を見ることができますが、8月の上旬頃にはすっかり溶けてなくなってしまいます。
お礼
こんなに一生懸命回答していただきまして、本当にありがとうございます。 これで、よく眠れる(いつもよく寝ているが?)と思います。 回答を記入していただきました、ほかの方たち、ありがとうございます。 一度、本物を見てみたいものです。