音声の無線伝送の方法は、いくつかあります。
一般普及しているのは、FMトランスミッターを介したもので
これは高速道路や幹線道路などを走っていると
一時間に何度も混信するくらいに普及しています(苦笑)
次に一般化しているのがBluetooth A2DP機器で
より高音質を求めると、AACやapt-Xなどの新しい技術もありますが
PCやスマフォ側と、受信する側の機器の両方が
その規格に対応していなければ機能しません。
ヘッドセット製品などでは、A2DP非対応で
HFP,HSPといった通話用プロファイルしか対応しないものもあり要注意です。
据え置き型のレシーバーやぶら下げ型のレシーバー
据え置き型のスピーカー一体型製品など多様な製品があり
価格帯も数千円から2,3万程度まで大きく違います。
Bluetooth A2DPレベルでは、音質は良くはなく
また音の歪みや途切れるようなことも起きます。
これは、Bluetoothの電波が低出力で
無線LANなどよりも電波が届く範囲が狭く、短いためですし…
無線LANと電子レンジとBluetoothは、同じ周波数帯を利用するために
干渉による通信障害もおきやすいためです。
FMトランスミッターも音質は高く無いわけですが
どちらも、走行中の車中で使っている分には
どちらが上かわからない程度のものだと思っています。
(実際に鳴らすスピーカーが違うので、単純に比較しようがありません)
理論上、どっちが音質が劣るはずなのかは、無頓着なので知りません。
ただ、うちは台所にはBluetoothスピーカーが置いてあって
PCの内蔵音源やLAN転送の音源と切り替えて使えるようにしてあります。
音源のLAN転送はAirPlayというApple社の技術が代表的で
うちの環境で使っているLinuxのPulseAudioによるLAN転送も
AirPlayとの互換機能も利用可能とされています。
実際には、AirPlay対応スピーカー製品を持っていないので
試したことはありません。ただ、理論上は、通信帯域に余裕があり
また電波も強い無線LANを介して転送するため
こういったLAN転送のほうが、Bluetooth A2DPよりも音質面で有利です。
また、Radikoの有料サービスについては、充分に認知されるに至っておらず
現状ではNTTのフレッツ回線を契約している人と
クレジットカードを持っている人しか使えないことに気づいていない人も多いと思います。
VISAプリペイドカードのようなものでも、精算できるなら問題は小さいものですが
毎月支払いのインターネットサービスで、うまく利用できるのかは知りません。
実際の利用の前に、充分に確認しておくべきかもしれません。
ちなみに、Radikoは技術的にはインターネットラジオというカテゴリーにおいて
汎用的な技術の組み合わせで実現されています。
ですから、Raspberryのような極小コンピューターを利用して
小さなインターネットラジオ端末を作って、予約録音まで楽しむ人もいたりします。
http://skalldan.wordpress.com/2013/02/20/
これが、認証が必要なRadikoプレミアムでも
同様に利用できるのかはわかりませんが
予約録音ができると、若い頃楽しんだ深夜ラジオなども聴きやすくなり便利です。
お礼
vaiduryaさん ご丁寧なアドバイスありがとうございました。 いろいろ私の知らないインターフェイスが紹介されましたので早速勉強してみます。 本当にありがとうございました。