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ELACスピーカーについて!
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こんにちは。 ELACの創業は1926年ですが、潜水艦用のソナーを開発する軍需産業だったそうです。 いわゆるスピーカーの設計に着手したのは1984年ですから、それ以前の自社製スピーカーは無い筈です。 ELAC社の歴史ページ英語版を下にリンクしておきます。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 私も「スピーカー」が好きなので、比較的早い時期(数十年前の子供の頃)から、同ブランドは目にしています。 ざっくりと検索してみた所、こちらにたどり着けました。 http://www.audio-house.net/2007/06/elac_2.html これによれば、ドイツで1926年にスピーカーメーカーとしてスタート、と成っているようです。 (その後はU-ボートのソナー等かな?) 日本のオーディオ界で知られるように成ったのは、スピーカーよりもアナログレコード再生のピックアップカートリッジの方が先行したんじゃなかったかなぁ? (小学生くらいの頃に、ドコカで聴いた事が有るはず、だと思うのですが、メーカー名は記憶に残っているが、音とか他の特徴等、記憶に無いなぁ、、、聴いていないのかな??) スピーカー分野では、ハイルドライバーを簡素化した様な、JETツイーターが登場してからのような気がします。 フェライトマグネットが一般化する以前の時代であれば、アルニコマグネットも存在するとは思われますが、はたして、その時代に優秀なユニットを製造していたかどうかはワカリマセン。 アルニコの技術って、日本の発明KS鋼発展させMK磁石とし、それを基本として、1940年頃にアメリカで、1957頃にオランダで更に発展させたと言われているようです。 フェライト磁石も日本発祥で、1937に基本技術ができているそうです。 ネオジウム磁石等の希土類マグネットは、1960年代に。 一般化、実用化に関しては、研究年代だけでは無く、量産技術や製造コスト等の部分も大きく影響しているハズですね。 スピーカーに関しては、電磁石(フィールドマグネット)方式が、長く活用されたらしいのですが、おそらく初期の永久磁石は非常に高価で使えなかったという背景も有るんじゃないかと想像致します。 私が小中学生の頃ですと、粗大ゴミ置き場や今で言う不法投棄の、とても古いテレビやラジオのスピーカーには、ほとんどがアルニコマグネットがついていました、おそらく、当時は最も安上がりなマグネットだったんでしょうね。 アルニコマグネットは、現代のフェライトマグネットや希土類(ネオジウムマグネット等)に比べて、反発磁力が有る環境では減磁してしまう率が大きいという弱点を持ちます。このため、ヴィンテージユニットなどに多いアルニコでは有りますが、キチンと再着磁等のメンテナンスが行なわれていない場合は、単純に減磁して駆動力が低いという個性音を聴いている可能性は否定出来ません。 (まぁ、駆動力低下と、サスペンション系の劣化などが、程々にバランスした場合、まれに独特な良さを感じ取れるサウンドを得られるケースもあるそうなので、なんでもかんでも再着磁すれば良い、という事でも無いようです。) 軍事産業に関わって、敗戦を通って来た企業の、戦前からの資産は、ほとんど消え去っていると考えても良いでしょう。 日本製の大正や昭和初期の物が、ほとんど残っていないのと、似た様な物なんじゃないでしょうかねぇ、、、
お礼
大変詳しく分かりやすいコメントありがとうございます。当方ELACのPLを使用していて、真空管アンプで視聴しております。アルニコもフェライトも日本発なのですね!何だかそれだけでも嬉しく感じてしまいます。RFT等も使用していまして、いまはすっかりドイツ物に引かれてしまっております。シーメンスオイロダインも良かったですが、事務所移転で聞く機会がなくなりました。コアキシャルも大きさが家に合わず、、、、。8インチを楽しむ事になりました。ELACはPLと同時にST-240カートリッジを付けて聞いておりますが、同じ時代のメーカーのスピカーを購入したいと思っております。しかし、昔の物は殆ど見かけません。いろいろありがとうございました。
お礼
ありがとうございます!大変参考になりました。軍事産業用からの出発なんですね。