どこに魅力を感じて買いかもしれないと考えたのか?それが謎です。
CAD用としては、ほとんどの定価格ノートPCでは
1366x768の液晶を搭載していますから、ほとんどの場合お薦めとは言えません。
日常的に持ち歩くためであれば、1366x768でコンパクトで軽いものを選ぶでしょう。
しかし、この機種は15.6インチの巨大な、いわばスケッチブックPCですから
この巨体で、1366x768という画素数は、評価すべき要素がありません。
1366x768を普通と考えることはできますが
640x400,480が普通だった1980年代
1024x768が普通だった1990年代
1366x768が広まりだした2000年代と見ていくと
技術革新とは裏腹に、画素数の伸びは鈍化しています。
2005年頃でも、上級モデルは1400x1050の液晶を採用していましたし
そして、今や7インチタブレット端末のリファレンスモデル(つまり普通)たるNexus7(2013)が
1920x1200の液晶を採用しているわけですから、大量の情報を扱うCAD用に
1366x768を選ぶことは考えにくいことです。
視力が低下した人が見ることを前提として考えれば
低画素数で、巨大な画面にも一定のメリットはあると考えられますが…
ほとんどの場合は、据え置き型のPCと
モバイルPCやタブレット端末などのように
用途を分けたほうが、より優れた環境が得られると考えられます。
一体型は故障時のリスクが大きいこともデメリットで
大きな画面と、持ち歩けるノートPCの特性は
別々に考えるほうが無難です。
まぁ、PCメーカーとしては修理費用がかさみやすいことは
買い替えを促せるということでもありますし
国内では、流通コストの小さい一体型に、事業をシフトしてきた現実もあるのですが
HPなどではセパレート型のPCもあるので、そういったものを検討したほうが良いかもしれません。
補足
重くて添付できなかったみたいです。 hpの15G-007AUです。